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SBI損害保険、個人保険の申し込みや契約、支払いなどを管理する基幹システムを刷新

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SBI損害保険は、SBI損保のがん保険向けの基幹システムを刷新しました。個人保険の申し込み、契約、保全、支払までの一連の基幹業務の効率化を図ります。システムを提供するシンプレクスが2021年7月6日、発表しました。

 SBI損害保険が導入したのは、シンプレクスの保険業務ソリューション「Simplex xInsurance」。生命保険・損害保険といった保険の種類を問わず、保険業務における一連の業務をカバーするソリューションで、AIと連動するマイクロサービスを構築したり、クラウド経由の提供したりすることができます。  SBI損害保険ではこれまで使ってきたシステムのサポート期限を迎えるのを機にシステム刷新を決定し、「Simplex xInsurance」を採用しました。なお同社は2018年10月より、個人保険向けのプラットフォームに「Simplex xInsurance」を使っており、今回の導入に際し、団体保険システムの業務フローを軸に、個人保険向け基幹業務の最適化を進めました。団体保険システムの機能を拡張することで、個人保険向け基幹システムを短期間で構築しました。
図1:「Simplex xInsurance」損害保険...

図1:「Simplex xInsurance」損害保険会社向けシステム構成例

 拡張性にも配慮しました。将来的な商品追加や商品改定を意識した拡張性に優れたシステム構成を意識したほか、ルールエンジンや共通APIによる自動化・共通化を促進できるようにしました。顧客向けのフロントシステムも、複数商品の同時加入を意識したUI/UXデザインも採用しました。  なお、本システムは2021年7月より本番稼働を開始。今後は本システムを「SBI損保の火災保険」への適用も予定します。

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