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ウイングアーク1st、3Dマップ機能を追加したBIツールの新版発表

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ウイングアーク1stは2021年6月22日、BIツール「MotionBoard Ver.6.2」の新版を発表しました。3Dで生成するマップと組み合わせてデータを把握できるようにしました。設備機器などを多数配置する製造現場などの利用を想定します。

 「MotionBoard」は、意思決定や行動の変化を促す情報をスピーディに届けられるBIダッシュボード。新版では、3Dマップと連携する機能を追加しました。工場内の設備などを3Dで再現し、各設備の稼働状況や計画停止の時間などを視覚的に把握できるようにしました。設備(3Dマップ内ではオブジェクト)に紐づくデータの変化に応じて、オブジェクトの位置や大きさも変えられます。数値情報を読まずとも、オブジェクトの位置、大きさから変化に気付くことも可能です。異常発生時のアラートをオブジェクトで表現をするといったこともできます。  そのほか、MotionBoard上で設定した内容を出力する機能も追加しました。さまざまな設定内容をHTMLファイルで出力し、一覧で確認することができます。データセットやデータソースなどを容易に把握できることから、開発時の生産性向上の効果を見込めます。
図1:設定情報をHTML形式で出力可能

図1:設定情報をHTML形式で出力可能

 料金はクラウド版は月額3万円から(税別、10ユーザーの場合)、パッケージ版は230万円から(税別、10ユーザー、初年度の年間保守料を含む場合)です。  同社は今回の機能強化を通じて製造業のDX推進を支援し、デジタルツインの実現をサポートしていく考えです。

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