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【台湾調査】日系製造業の“設備投資”の実態が判明。エンジニアリング選定は「日系8割・ローカル4割」の使い分け。現場要望75%とは?

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台湾のビジネスと市場動向に精通する威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)傘下のワイズリサーチは、在台日系製造業の設備投資における意思決定構造を分析したレポートを公開しました。対象は、工場の新設や改造に関わるエンジニアリング会社の選定状況と、要望から決裁に至るプロセスです。台湾では電子・半導体産業の成長が続き、設備導入や保守を担うパートナー選びが競争力を左右しています。今回の調査では、現場と経営層の役割分担や、企業ごとの使い分けの実態が明確に示されました。

外部委託の利用実態を見ると、設備導入時にエンジニアリング会社を利用している日系企業は48%でした。依頼先は複数回答で、日系企業を選ぶ割合が80%、ローカル企業は40%となっています。品質基準や既存設備との適合を重視する領域では日系企業を軸に据えつつ、コストや迅速な現地対応が求められる領域ではローカル企業を活用するなど、目的別に使い分ける傾向が見られました。

設備導入プロセスでは、生産や製造などの現場から要望が上がる割合が75%に達する一方、最終的な予算承認は81%のケースで取締役や経営層が担っています。情報収集ではメーカー公式サイトが71%で最多となり、展示会・見本市も54%と高い利用率を示しました。公開情報と現場知見を組み合わせ、経営層が判断を下す構造がうかがえます。

レポートでは、今後の設備投資に向けた三つの方向性も提示しています。第一に、品質重視の基幹工程と、コストや保守性を重視する付帯設備で選定基準を切り分けること。第二に、公式サイトだけでなく、台湾独自の施工実績や他社事例など多角的な情報を活用すること。第三に、現場・技術部門・経営層の間で共通の評価指標を持ち、意思決定の透明性とスピードを高めることです。これらは、設備投資の成果を持続的に高める実務的な枠組みとなります。

詳しくは「威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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