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物語が国を動かす。Netflixが10年で3,250億ドルの価値を創出。エンタメがリアルの雇用と文化遺産を支える!

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ネットフリックスは単なる配信サイトではない。そう断言できる衝撃のデータが公開されました。10年で投じた1350億ドルという巨額資金は、世界中に3250億ドル以上の経済効果をもたらしています。一つの映画が韓国旅行を25%増やし、グラミー賞まで動かす。物語が世界を揺さぶる「驚愕の影響力」の正体に迫ります。

スクリーンの外側で42万人の雇用を創出。地方都市を潤す「撮影」というインフラ

ネットフリックスの共同最高経営責任者であるテッド・サランドス氏は、同社が過去10年間にわたって世界中にもたらしてきた「ネットフリックス・エフェクト」の全貌を明らかにしました。現在、世界190以上の国や地域で展開する同社が大切にしてきたのは、「グローバルであるためには、徹底してローカルから始める」という哲学です。

この10年間でネットフリックスが映画やシリーズ作品へ投じた金額は、実に1350億ドル(約21兆円)に達します。この投資が生み出した経済効果は世界全体で3250億ドルを超え、製作を通じて創出された雇用は42万5000以上にのぼります。単なるコンテンツ制作の域を超え、地域経済を支える巨大な経済エンジンとして機能している実態が浮き彫りとなりました。

具体的な事例は枚挙にいとまがありません。カリフォルニア州では『リンカーン弁護士』が4億2500万ドル以上の経済効果をもたらし、4300人以上のキャストやクルーに仕事を提供しました。また、世界的なヒット作『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は5シーズンを通じて8000人以上の雇用を創出。スタントパフォーマーだけで200人、協力したベンダー(取引企業)は全米から3800社に達しており、中小企業の経営をも支えています。

この影響は、スウェーデンの小さな街ストレングネスにも波及しています。リアリティショー『ラブ・イズ・ブラインド』の欧州版制作により、街は年間40週にわたり活気ある撮影拠点へと変貌。照明、音響、ケータリングといった直接的な雇用だけでなく、制作スタッフが地元のホテルに滞在することで、地域ビジネス全体を活性化させています。

さらに、ネットフリックス作品は人々の生活様式や文化さえも塗り替えています。『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、ネットフリックス史上最大級のヒットを記録し、大きなカルチャーの波を生み出しました。劇中歌がK-POP史上初のグラミー賞を受賞し、映画自体もアカデミー賞で2部門を受賞したほか、デュオリンゴのデータではアメリカで韓国語を学ぶ人が22%増加。さらに韓国行きの航空券予約が25%も急増するなど、コンテンツが観光業や教育市場を直接動かしているのです。

ネットフリックスは、他社が投資を抑制する逆風の中でも、毎年数百億ドル規模のコンテンツ投資を継続しています。また、世界75以上の国や地域で9万人以上を対象とした研修プログラムを実施し、次世代のクリエイター育成にも注力。エジプシャン・シアターのような歴史ある劇場の修復も手がけ、エンターテインメント業界の持続可能な発展を支える役割を担っています。

物語はもはや、観るだけの存在ではありません。ネットフリックスが提供するのは、経済、文化、そして人々の日常を豊かに変えていく「体験」そのものなのです。

物語の力は、いまや一国の観光業や語学学習のトレンドさえも左右する強大な「経済エンジン」へと進化した。 デジタルプラットフォームがリアルの雇用や文化遺産を支えるこの循環こそ、エンタメDXの究極の形と言えるだろう。

詳しくは「Netflix」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部

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