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急な予定が入っても大丈夫!再配達の手間を解決する置き配とは?

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旭化成不動産レジデンスがライナフの「スマート置き配」を導入し、入居者の快適な暮らしを実現。

2024年11月29日、旭化成不動産レジデンス株式会社は、株式会社ライナフが提供する「スマート置き配」を賃貸管理物件に導入することを発表しました。このサービスは、オートロック付き賃貸マンション900棟(約13,000戸)で入居者の利便性を向上させ、再配達を削減することが期待されています。

近年、EC(電子商取引)の成長に伴い、賃貸物件への荷物配達数が増加しています。しかし、従来の宅配ボックスでは全ての荷物を安全に受け取ることが難しくなっています。「スマート置き配」は、荷物を指定の受取場所に届ける仕組みを提供し、サイズや重量を問わず入居者が安心して受け取れるようになります。特に重い荷物や貴重品のストレスが軽減されることで、入居者の暮らしが快適になると期待されています。また、物流業界は働き方改革関連法の施行により、運転手の負担が増加し、配送効率が低下する懸念があります。2030年には国内荷物の35%が配達できなくなるとの予測もあり、いわゆる「物流の2024年問題」が注目されています。「スマート置き配」の導入は、再配達を減少させ、持続可能な物流の実現にも寄与することになります。

旭化成不動産レジデンスは、10戸以上のオートロック付き賃貸マンションに「スマート置き配」を展開します。さらに、ライナフの施工エリア拡大に伴い、他の管理物件にも順次導入される予定です。このシステムは、スマートロック「NinjaEntrance」を利用し、認証された配達員がオートロックを解錠して荷物を指定された場所に届ける仕組みです。

このような取り組みは、入居者に利便性を提供するだけでなく、物流業界の課題解決にもつながります。今後、持続可能な社会の実現に向けた進化が期待される「スマート置き配」のサービスに注目です。詳しくは「旭化成ホームズ株式会社」の公式ページまで。

レポート/DXマガジン編集部香田

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