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書評

【今、DXで読むべき本】情報サービス産業の動向をまとめた「ユーザー企業と情報サービス企業の新たな関係 情報サービス産業白書2022」

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本を読んで勉強したり知見を深めたりしたい…。しかし時間もないしどんな本を読めばいいのか分からない。そんな人に“読みたくなる”“参考にしたくなる”一冊を紹介します。今回は「ユーザー企業と情報サービス企業の新たな関係 情報サービス産業白書2022」。

 企業のIT導入などを支援するITベンダーやシステムインテグレータなど、情報サービス産業に関わる人に向く白書です。DXが叫ばれるようになり、情報サービス産業はこれまでの産業構造から大きな変換を迎えようとしています。企業が求める情報システムを適切に開発することより、企業のDXをいかに支援するか、推進を加速させるかが求められるようになっています。単にITシステムの導入を支援するのではなく、企業の課題をどう解決し、目指すべきビジョンを描けるようにするかを企業と一緒に考えることが必要となっています。  本書では、情報サービス産業の現状を捉えるため、情報サービス企業、ユーザー企業の双方に実施したアンケート結果を掲載。双方がシステム開発やDXをどう捉えているのかを調査結果をもとに可視化しています。  さらに、ユーザー企業のDXを推進するためのトレンドとして、「エンタープライズ・アジャイル」「業務プロセス改革」「クラウドコンピューティング」「デジタルツイン」「セキュリティ」の5つをピックアップし、それぞれの動向や課題などを、一般社団法人情報サービス産業協会の会員企業の社員を中心としたメンバーが解説しています。  情報サービス産業は今後、どういった方向へ向かうのか。ユーザー企業のニーズをどう満たせばいいのか、新たな技術動向をどう捉えればいいのかなどを危惧する情報サービス産業に関わる人に役立つ内容です。白書として豊富な資料や情報を扱うため、プレゼン作成時の資料としても役立ちます。

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