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体調管理は仕事の基本!プロフェッショナルは自己管理を怠らない。

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仕事のパフォーマンスを最大化するなら、経験やスキルを積むだけではなく体調管理に目を向けることが大切です。体調が優れない限り、最高の仕事は成し得ません。では体調をコントロールするには何が必要か。最高の状態で月曜日を迎えるためには、週末をどう過ごすべきか。仕事のプロフェッショナルとして不可欠な健康管理について考えます。【週刊SUZUKI #39】

給料をもらって仕事をするプロフェッショナルなら、常にベストな状態で仕事に臨まなければなりません。経験や知識、ノウハウなど、自分の持ち合わせるすべてを総動員し、最高のパフォーマンスを発揮できるようにします。自身の能力を高めるため、普段から勉強するなどのスキルアップも欠かせません。

ベストな状態を維持するなら、普段からの体調管理に目を向けることも必要です。経験や知識がどれだけ豊富でも、その日の体調が優れなければ意味はありません。プロフェッショナルなら自身の体調をコントロールし、健康な状態で仕事に臨めるよう気をつけます。

疲れやすい、寝不足で頭が冴えないなどの症状のある人は、体調管理が不十分かもしれません。休みの日だからといって家にこもっていたり、昼間から飲酒、夜遅くまで起きたりするのは望ましくありません。月曜日からの新しい1週間を万全の状態で迎えるためには、週末を含めて普段からの生活習慣に気を配らなければなりません。週末に体調を崩して月曜を迎えるような人は、プロフェッショナルではありません。

休みの日を含め、普段から規則正しい生活習慣を送るのがプロフェッショナルです。栄養に配慮した食生活を心掛けたり、適度な運動をしたり、寝不足にならないよう十分な睡眠時間を確保したりし、仕事に支障をきたさないようにします。まずは不規則な生活習慣を洗い出し、体調に影響を及ぼしそうな生活スタイルの見直しから取り組むべきでしょう。

とはいえ、いくら健康に気を付けていても病気にかかることはあります。そんなときは無理をせず安静にし、仕事への早期復帰を心掛けます。体調が悪化しないよう早めに休養をとることも考えるべきです。周囲に仕事を引き継ぎ、仕事が滞らないよう務めることも大切です。困ったときは互いに助け合える関係を周囲と築いておくことも必要でしょう。

現在、多くの企業が導入するようになった「週休2日制」。この制度をいち早く導入した松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助氏はもともと、1日は身体を休めるために使い、1日は学びのために使うことを推奨していました。しかし今、多くの人が2日間を遊びに費やしていませんか。休むことに費やしていませんか。週末を有意義に過ごすこと自体、悪いことではありません。ただし、そのときの疲れや体調不良を月曜日に持ち越してはなりません。仕事で最高のパフォーマンスを出すために週末をどう過ごすべきか。プロフェッショナルなら当然考えなければなりません。

筆者プロフィール

鈴木 康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。 99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長就任。 2006年セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。 グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。15年同社取締役執行役員CIO就任。 16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。 デジタルシフトを目指す企業の支援を実施している。SBIホールディングス社外役員、日本オムニチャネル協会 会長、学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授を兼任

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