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コラム

身近な手本を真似て自己効力感を高めよ!

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人間関係構築の鍵を握る「自己効力感」。高めるために実践すべきことの1つが「真似る」です。良き手本を真似ることで、自信を持てるようになり、周囲からの信頼も得られるようになります。では具体的に、何をどう真似ればよいのか。自己効力感を高めるために必要な「真似る」の本質を考えます。【週刊SUZUKI #152】

「自分ならできる」という確固たる自己認識である「自己効力感」を高めるには何が必要か。効果的な方法の1つが、「身近な手本を真似る」です。

これは単なる表面的な模倣ではありません。重要なのは、その手本に「共感し、心酔している様」が伴うことです。この深い共感が、あなたの言葉と行動に説得力と真実味を与え、自己効力感をさらに強固なものにしていくのです。

いろいろなことを経験して学ぶには、人生は短すぎます。そんな人生でも多くを経験し、多くを学ぶには、先人たちの知恵や身近にいる成功者の実践を参考にすることが大切です。こうした学びが、自己成長を加速させる上で非常に有効です。私自身もさまざまな師から多くを学び、それが今も自身の行動の源となっています。

手本を真似る際には、行動を模倣することからと始めるべきです。成功者がどのような行動原理で動いているのか、日々の習慣、問題への対処法、人との接し方などを注意深く観察し、模倣することから始めます。

思考も模倣します。単に行動を真似るだけでなく、なぜその手本がそのように行動するのか、どのような思考プロセスを経て決断に至るのかを深く理解しようと努めます。その手本の「哲学」や「信条」を自分の中に落とし込むのです。

手本となる人に共感し、心酔することも重要です。単なる知識の吸収ではなく、その手本の生き方や価値観に心から共感し、深く感銘を受けることです。自身の心酔している様は、相手にも伝わり、あなたの謙虚な学びの姿勢を強く印象付けます。

手本を真似ることで、あなたは自分がこれまで経験していない成功や失敗の知識を得ることができ、それらを自分の引き出しとして活用できます。これにより、困難な状況に直面した際にも、「あの手本ならどうするだろうか」「あの人のようにすれば、自分にもできるはずだ」という確信が生まれ、自己効力感が高まるのです。

また、あなたが特定の手本に深く共感し、その影響を受けていることを他者に語る時、あなたの言葉には説得力が生まれます。それは、あなたが学びを継続している証であり、成長への意欲を持っていることの表れだからです。

自己効力感は、あなたが積み重ねてきた経験だけでなく、他者から謙虚に学び、それを自分の一部として吸収する能力によっても形成されます。尊敬する手本を見つけ、その人生に深く共感しながら学び続けること。この努力が、あなたを真に信頼される人間へと成長させるでしょう。

【外交の心得 その29】

筆者プロフィール

鈴木 康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。 99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長就任。 2006年セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。 グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。15年同社取締役執行役員CIO就任。 16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。他に、日本オムニチャネル協会 会長、SBIホールディングス社外役員、東京都市大学特任教授を兼任。

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