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コラム

仕事は皆で助け合うから結果を出すことができる。皆で助け合うからこそ仕事は楽しい。

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仕事は周囲に助けてもらいながら、かつ周囲を助けながら取り組むのが理想です。多くの人と関わり合いながら取り組むことで、より大きな結果を得られるし、仕事の楽しさも味わえるようになります。多くの人と一緒に仕事に取り組むことの大切さ、そこでしか得られない経験について考えます。【週刊SUZUKI #34】

仕事は一人でできることに限りがあります。どんなに優秀な人でも、複数人で取り組むようなプロジェクトを一人でゴールに導くことはできません。一人だけでは、自分の能力を超える大きな仕事は決して成し遂げられません。

多くの人が関われば関わるほど、一人による限界を超えた仕事に挑めるようになるのです。お互いを助け合う中で、自分の能力を超えた仕事さえ成し遂げられるようになるのです。これこそが仕事の醍醐味です。

多くの人と一緒に仕事に取り組むことは、より大きな成果を得られるだけにとどまりません。成し遂げたときに得られる達成感もより大きくなります。仕事を終えたとき、やり遂げた喜びをともに分かち合える仲間が周囲にいるからです。一人で仕事を成し遂げたときに得られる達成感とは違った喜びを味わえるでしょう。上司や先輩、後輩などと助け合いながら取り組む仕事こそ、満足感や高揚感、さらには楽しささえ得られるようになるのです。

では、仲間と一緒に取り組む仕事として好ましい姿とは。

思い返すと、学生時代の文化祭に理想形を見ることができます。学生時代の文化祭といえば、開催間際まで誰も出し物を準備しない、なんてケースが当たり前だったでしょう。しかし、いよいよ直前になると誰が言うでもなく自然と集まり出し、自主的に役割が決まり始めます。全員が準備を間に合わせようと力を発揮したことで、文化祭を無事にやり通すことができたのです。このとき、文化祭をやり遂げたという達成感を仲間と味わったはず。頑張った喜びを仲間と分かち合ったはず。仕事でも文化祭の準備同様、仲間と一緒にやり遂げたという思いこそ大切にすべきではないでしょうか。

仕事に取り組むとき、周囲の仲間とともにゴールを目指してください。周囲の仲間をサポートする役割を担ってください。皆で助け合うことを前提に、仕事と向き合ってください。こうした行動が、仕事に大きな達成感をもたらします。挑戦への意欲を掻き立てます。一人では感じない仕事の楽しさを味わえるようになります。

筆者プロフィール

鈴木 康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。 99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長就任。 2006年セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。 グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。15年同社取締役執行役員CIO就任。 16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。 デジタルシフトを目指す企業の支援を実施している。SBIホールディングス社外役員、日本オムニチャネル協会 会長、学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授を兼任

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