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楯の川酒造がタレントマネジメントサービス導入、海外展開や事業多角化を視野に

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楯の川酒造は2021年12月1日、人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」を導入したことを発表しました。海外市場の拡大や事業の多角化を見据え、従業員のスキルや能力を可視化できるようにします。

 同社が導入した「HRMOSタレントマネジメント」は、社員番号や部署、住所などといった人事情報を管理するだけではなく、社員の資格やスキル、これまでの職歴、キャリアップのためのプログラム受講履歴など、スキルや能力を可視化することに主眼を置いた人材管理サービス。同社では、複雑化する社員のスキルを一元管理し、組織やコミュニケーションを強化することを目的に導入しました。
図1:「HRMOSタレントマネジメント」の画面イメージ

図1:「HRMOSタレントマネジメント」の画面イメージ

 具体的には、次の人材情報を可視化します。
・雇用形態
・履歴書、職務経歴書
・業務関連資格情報
・語学情報(※2022年より追加予定)
・製造業務工程別管理(※今後追加予定)
・1on1(※検討中)  サービスを導入することで、社員が業務に必要な免許や講習などを適切なタイミングで更新・受講できるようになります。経営層や管理部門が社員の状況を把握することで、ジョブローテーションを進めやすい環境整備にも役立ちます。さらに同社では、製造拠点である山形県で働く社員と、リモートワークで働く社員が混在。こうした環境でも誰がどんな分野に精通しているのかを把握できることから、業務を進めやすくなるといった効果も見込みます。  将来的には、経営の多角化や顧客ニーズに合わせた販売・サービスを提供するのに必要な人材を抜擢する用途にも活用します。なお同社は現在、HRMOSタレントマネジメントのほかにも会計や給与明細、ストレージ、チャットなどのSaaSを利用しています。“酒造DX”と銘打ち、ITやデジタルを積極的に活用することで自社のDXを推進していく考えです。

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