株式会社メンバーズは、2024年にPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)人材数を2025年度の目標に対し、127%の進捗を達成したと発表しました。この成果は、メンバーズがデジタル人材の育成に対する積極的な投資と、社員の学習意欲を引き出す取り組みから生まれたものです。特に、年間約6億円を投資したデジタル人材育成ノウハウを活用し、PMO人材の質を高めるための特別なカリキュラムを策定しています。
さらに、メンバーズは青山学院大学と連携し、社会人向けの教育プログラム「ADPISA」を活用しています。これにより、企業や地方自治体、教育機関など多様なステークホルダーが協力して次世代の高度DX人材の育成に注力しています。具体的には、参加者は300時間以上の実践的な学習プログラムを受講し、最新のデジタルスキルを身につけることができます。
この取り組みの一環として、メンバーズは2027年までに全社員の90%以上をデジタルにより企業のビジネスや業務を革新できるDX人材として育成することを目指しています。この目標達成に向けて、メンバーズは企業のDX内製化支援を提供し、持続可能な成果創出に貢献することを約束しています。
これらの施策は、DX人材の育成だけでなく、企業自身のデジタル変革を加速させるものであり、業界全体に大きな影響を与えることが期待されています。メンバーズの先進的な取り組みは、他の企業にとっても参照モデルとなるであろう重要なステップといえるでしょう。企業のデジタル変革に対するニーズが高まる中で、メンバーズの人材育成プロジェクトは、間違いなく業界の変革をリードする鍵となるでしょう。詳しくは「株式会社メンバーズ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部海道