MENU

ニュース

キッザニア東京の「証券会社」パビリオンがリニューアル、専用通貨を使って株式の投資体験が可能に

  • URLをコピーしました!

キッザニア東京において、大和証券グループとの提携により「証券会社」パビリオンが2024年12月25日にリニューアルオープンすることが発表されました。この新しい取り組みでは、こども達が専用通貨「キッゾ」を使用して株式投資を体験できるプログラムが初めて導入されます。「キッゾ」を使った株式投資体験は、キッザニアの設立以来初の試みであり、金融教育を目的とした革新的なプログラムとして注目を集めています。

新たなパビリオンでは、こども達が証券会社の「お客さん」として株式投資を体験します。体験はまず、株式投資の基本的な意義やリスクについての説明から始まります。その後、体験料として支払った「キッゾ」を元本として証券会社の口座を開設します。次に、スーパーバイザーと呼ばれるスタッフの指導を受けながら、株価が社会や経済の出来事とどのように関係しているかを学びます。この学びを基に、推奨銘柄や「企業情報カード」を参考にして最大4つの株式を購入する選択をします。最終的に、購入した株式を売却し、売却金額に応じた「キッゾ」と取引明細書を受け取ります。この一連の流れを通じて、こども達は資産形成における長期投資や分散投資の重要性を理解し、株式投資の基本的なプロセスを体感します。

この新しい体験型プログラムは、こども達に金融リテラシーを養う場を提供することを目的としています。近年、金融経済教育の必要性が高まる中、金融リテラシーを向上させることが自立的で安心かつ豊かな生活の実現に不可欠であるとされています。また、政府が推進する「貯蓄から投資へ」という方針の一環としても、投資の基本を学ぶ機会を提供することは重要な課題とされています。このような背景から、大和証券グループとKCJ GROUPは、こども達がこのプログラムを通じて投資や資産運用に興味を持ち、将来のファイナンシャル・ウェルネス(自らの経済状況を管理し、安心感を得られる状態)の実現を目指してほしいと期待を寄せています。

パビリオンの体験プログラムは、6名までのグループで約30分間行われ、参加したこども達には取引明細書が成果物として提供されます。金融教育への関心が高まる中で、このプログラムはこども達が楽しみながら株式投資の仕組みや意義を学ぶ貴重な機会を提供するものです。大和証券グループは、全国182の店舗網と世界23か国に拠点を持つ強力なネットワークを活かし、多様な金融サービスを提供する総合証券グループとしての知見をこのパビリオンに反映しています。

キッザニアを運営するKCJ GROUPは、こども達に職業体験を通じて実社会の仕組みを学ぶ場を提供してきましたが、今回のプログラムを通じて「エデュテインメント(教育とエンターテインメントの融合)」の新たな形を提案しています。体験型教育を通じて、こども達が経済や社会の仕組みをより深く理解し、将来に向けた自己成長のきっかけとなることを目指しています。

キッザニア東京における「証券会社」パビリオンのリニューアルは、こども達が楽しみながら金融教育を受けることができる画期的な試みであり、金融リテラシー向上の重要性を広く認識させるものとなるでしょう。大和証券グループとKCJ GROUPは、これをきっかけにより多くのこども達が投資や資産運用に興味を持ち、将来の豊かな生活実現に向けた第一歩を踏み出すことを願っています。

【関連リンク】
株式会社大和証券グループ本社
https://www.daiwa-grp.jp/

プレスリリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8601/tdnet/2531815/00.pdf

執筆:DXマガジン編集部

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 株式会社デジタルシフトウェーブ

メルマガ登録

メールアドレス (必須)

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる