6月16日からスタートした、日本郵政グループとJPロジら4社による「クラフトビール樽シェアリング」実証実験が話題です。東北3ブルワリーと都内飲食店をつなぎ、GPS×非対面回収×物流ネットワークで空樽回収から再配送まで全自動化。醸造家の初期投資・手間を激減させる最新仕組みを詳しく解説します!
樽シェアリングで醸造家の負担を大幅軽減
本実証実験は2025年6月16日~8月29日まで、以下の4社が連携して実施中です。
- 日本郵政:プロジェクト統括・CS対応
- JPロジ:共通樽の貸出・回収・配送
- each×other:樽洗浄・保管(ISHINOMAKI HOP WORKSほか3社のブルワリーに提供)
- マルティスープ:GPS端末による位置情報システム提供

- 樽貸出:JPロジが東北3社のブルワリーへ共通樽を出荷
- ビール卸し:ブルワリーが都内飲食店へ樽を納品
- 空樽回収:JPロジがGPS端末付き樽を非対面で飲食店から回収
- 洗浄・保管:each×otherが東北拠点で洗浄後ストック
- 再配送:需要に応じJPロジがブルワリーへ再出荷
GPS連携で紛失リスクを軽減し、飲食店・物流双方の稼働差にも配慮した非対面回収を実現。ブルワリーは従来30分以上かかった洗浄・回収手続きを90%以上削減でき、醸造本来の生産・商品開発に注力可能です。
今回参加のブルワリー3社は、震災復興と地域活性化を担う「ISHINOMAKI HOP WORKS」「秋田あくらビール」「HOPDOG BREWING」。地方資源と地元人材を活かした多彩なビール製造が、物流DXによりさらに広がる期待が高まっています。
実証では、
- 保管日数・配送回数・稼働時間差のデータ分析
- 初期投資抑制と繁忙期対応の効果測定
- 飲食店・ブルワリー双方の満足度調査
を進行中。成功すれば、2026年度以降の全国展開に向け、さらなるネットワーク最適化やIoT連携強化が検討されます。
物流DXが切り開く“地域クラフト文化の未来”から、目が離せません。
詳しくは「日本郵政」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道






















