三菱重工グループの従業員と家族約30名が8月24日、秋田・藤里町で外来植物オオハンゴンソウの駆除を実施しました。林野庁や現地NPOと協力し、世界遺産「白神山地」につながる現場で行われた地道な活動の中身を伝えます。
駆除の現場と意義
三菱重工グループは8月24日、秋田県藤里町の白神山地の玄関口に位置する林道近くで、従業員とその家族合わせて約30名によるオオハンゴンソウ駆除のボランティアを行いました。参加者は作業前に林野庁の職員から駆除方法の説明を受け、花粉や種子を散らさない注意点を確認したうえで現地作業に臨みました。具体的にはスコップで根元から掘り出し、除去した植物はビニール袋に入れて持ち帰る手順を徹底しました。猛暑の中でも手際よく作業が進み、この場所のオオハンゴンソウは駆除されましたが、周辺にはまだ多く自生しているため今回の取り組みは一歩に過ぎないとしています。林野庁の担当者は以前駆除した場所で再生が抑えられている事例を挙げ、こうした地道な人手による除去の有効性を評価しました。
今回の活動は、特定非営利活動法人日本NPOセンター現地NPOの協力を得て実施されました。三菱重工グループは2023年に主要生産拠点と生物多様性の重要地域との近接性を調査し、国内外12拠点で19の重要地域との近接を確認したことから、重要地域での保全活動を社会貢献の柱としています。さらにグループは2023年4月に「三菱重工グループ生物多様性宣言」を策定し、事業活動による負の影響の低減と自然共生社会の実現を掲げています。今回の藤里町での駆除は、この方針に基づく具体的な実践例であり、地域・行政・NPOとの連携が世界遺産に関わる自然環境の保全に寄与することを示しています。
詳しくは「三菱重工グループ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















