株式会社谷口松雄堂が公式Xアカウントを使って実施したアンケート(有効回答607票)で、「御朱印帳を使ったアナログ型スタンプラリー」が圧倒的に「楽しい」と感じられていることが分かった。回答者のおよそ 68.8% がアナログ御朱印スタイルに楽しさを感じ、デジタルスタンプラリーを好む人はわずか 4.6% にとどまった。
また、楽しさを感じる要素としては「集める喜び」(コレクション性/62%)が最も大きく、「やりきった達成感」(27%)が続いている。SNSで共有する楽しさは2%と少数派。
さらに、「また体験したいスタイル」を聞いたところ、御朱印ラリー(アナログスタイル)を選んだ人が約62.5%に上る一方、デジタルラリーを望む人は約11.8%という結果で、アナログ体験の支持が根強いことが改めて浮き彫りになった。
この結果は、デジタル化が進む時代にあっても「手で触れる」「集める」「歩いて回る」といった体験価値が、人々の心に響くことを示している。特に観光や地域振興、イベント企画の場面では、御朱印帳を使った取り組みが地域参拝者や旅行者に新しい付加価値を提供する手段として有効だろう。
企業や自治体が観光施策や記念品、スタンプラリー等を企画する際には、デジタル/アナログ両方の選択肢を用意し、「体験の質」を重視した設計を行うことが求められる。御朱印帳というアナログ文化が、地域の魅力や伝統を伝える鍵になる可能性が高い。
詳しくは株式会社谷口松雄堂まで
レポート/DXマガジン編集部






















