MM総研の調査でNECが「評判の良いベンダー」1位に輝きました。評価の源泉は豊富な専門人材です。CISSP取得者は2025年3月時点で560名超、ISC2と2022年提携の育成体制やCCSP・CC導入で、実践できるセキュリティ力をどのように作ったのかを明かします。
なぜ「人材」で1位になったのか――資格と育成の仕組み
NECはMM総研の「民間企業におけるサイバーセキュリティ対策の動向調査」で、サポート力の高さを評価され「評判の良いベンダー」1位を獲得しました。調査で特に注目されたのは、セキュリティの専門人材が豊富である点です。客観的指標として、CISSPのベンダー別取得者数は国内で第2位に位置付けられています。NECが公表した数字では、CISSP取得者は2025年3月時点で560名を超え、過去5年間で約4倍に拡大しました。こうした増加は単発の資格取得支援ではなく、組織的な育成施策が背景にあります。
NECは2022年4月に認定団体ISC2と戦略的提携を結び、グループ社員向けに資格取得促進プログラムと資格維持サポートを提供しています。この連携より、CISSPの取得支援が体系化され、実務に結びつく形でスキルを底上げしています。加えて、クラウドに特化したCCSP取得を目指す社内セミナーは累計で100名超が受講し、クラウド領域の専門性も強化しています。さらに、段階的に資格取得を目指すエントリー資格CCをプログラムに追加し、初心者層からの参入を促進する仕組みを整えました。
NECは「セキュリティ・バイ・デザイン」の考え方を掲げ、企画から実装、運用・保守までを含む全社的な推進体制を構築すると表明しています。資格取得と育成は、この全社方針を現場で支える重要な要素です。ISC2からのエンドースメントも得ており、外部機関からの評価も付加された形で人材力が可視化されています。今回の調査結果は、DXを進める企業にとって、単なる技術提供ではなく「実践できる人材」が選定基準になることを示す一例とも言えるでしょう。
詳しくは「日本電気株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















