インターネットインフィニティーとテオリア・テクノロジーズが協業し、2025年12月からLINE上で24時間対応の介護者向けAIチャット実証を開始します。企業の「介護離職ゼロ」実現に向けた新しいDXの試みです。
LINEで実証、AIが担う「24時間の寄り添い」
インターネットインフィニティーは、エーザイグループのテオリア・テクノロジーズと協業し、法人向けサービス「わかるかいごBiz」に対話型AI「ヨルニモ」を組み合わせた実証実験を、2025年12月1日から2026年3月31日までLINE上で行います。本実証は「24時間365日対応」のAIチャットを通じて、介護に直面する従業員が思い立った時にすぐ相談できる環境をつくることが狙いです。サービスは登録不要で利用開始でき、会話を重ねるほど個人に最適化された回答を提示する仕組みを採用しています。企業側の期待としては、介護による離職を防ぎ人的資本経営を支えること、従業員の心理的負担を軽減することが挙げられます。プレスリリースでは日本で年間約10万6,000人が「介護・看護」を理由に離職している現状を指摘しており、本実証の社会的意義が明確に示されています。
実証後の展開としては、得られたデータをもとに「ヨルニモ」の高度化を図り、2026年度中のネイティブアプリ化と本格実装を目指す計画が示されています。さらに「わかるかいごBiz」グループ内の他サービス(リハビリ型デイサービスやケアマネジャー支援サイト)との連携を検討し、オンラインとオフラインを組み合わせた包括的な介護体験の創出を目標としています。今回の取り組みは企業が従業員の介護課題にテクノロジーで対応する「介護DX」の一例です。従業員が日常的に使うLINEを通じて即時性と継続性のある支援を提供する点は、企業の福利厚生施策におけるデジタル化の現実的なアプローチと言えます。
詳しくは「株式会社インターネットインフィニティー」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















