TOHOシネマズ株式会社は、東宝グループ横断の新ポイントプログラム「TOHO-ONE」を2026年3月に開始します。映画、演劇、オンラインストア、日比谷シャンテなどで共通の「TOHO POINT」を貯めて使える設計で、従来のシネマイレージを拡張し統合します。鑑賞、グッズ、飲食の支払いまで対象を広げ、特典や体験に交換できる「ポイントリワード」を提供します。移行にあたり、シネマイレージ会員は鑑賞履歴やスタンプを引き継げるため、会員情報の整備が重要です。企業の会員戦略という観点でも、接点横断のロイヤルティ設計として注目に値します。開始日は後日発表のため、続報に留意しながら準備を進める必要があります。
ポイントをためる、つかう。 エンタメ消費を一つに束ねる
TOHO POINTは、東宝グループの劇場や店舗、オンラインストアでの購入額に応じて付与されます。付与率はプレミアムとスタンダードが100円につき2ポイント、ライトが100円につき1ポイントです。ポイントの使い方は二つで、支払い充当は1ポイント1円相当として、劇場や店舗は100ポイント単位、オンラインは1ポイント単位で利用できます。もう一つの「ポイントリワード」は、プレミアムかスタンダードの会員限定で、ポイント鑑賞や座席やスクリーンのアップグレード、ポップコーンやドリンクと交換できるのが特徴です。映画鑑賞だけでなく、館内飲食やグッズ購入も加算対象であるため、来場から購買、再訪までの循環を後押しします。実務面では、来場動機と客単価の双方を高める設計として活用イメージが描きやすい構成です。
3つのプラン。頻度と特典で最適な参加コストを選ぶ
会員プランはプレミアム、スタンダード、ライトの三つです。プレミアムは年会費3,000円で付与率2パーセント、映画、演劇、オンラインストア、日比谷シャンテの特典とポイントリワードが利用可能で、ポップコーンS月1回無料も含まれます。スタンダードは年会費500円で付与率2パーセント、映画特典やリワードが利用でき、シネマイレージ会員に推奨されています。ライトは年会費無料で付与率1パーセント、ポイント支払いと鑑賞履歴などの基本機能に限定されます。映画特典として、毎週火曜日のTOHO-ONEメンバーデイで1,300円の鑑賞券、インターネット早期購入で上映3日前21時からの購入が可能です。頻繁に来場する人はプレミアムまたはスタンダード、まずは気軽に試すならライトが起点になります。開始後の利用実績に応じてプランを見直す運用が合理的です。
ポイント鑑賞のレートと短縮のコツ。スタンプ移行も要チェック
ポイント鑑賞に必要なポイントは基本料金に基づく設定で、一般240ポイント、大学生や専門学生180ポイント、高校生以下120ポイント、シニア150ポイント、障がい者120ポイントです。映画のみの利用よりも、館内飲食やグッズ購入を合わせると獲得までの回数が短縮される例示が示されており、鑑賞に紐づく付帯消費を促す仕組みになっています。割引料金やムビチケ、TCチケットも利用額に応じて加算対象で、使い分けてもポイントが貯まります。シネマイレージのスタンプは2026年3月に一律1スタンプ40ポイントでTOHO POINTへ移行されます。移行には会員情報の登録が必要で、メールアドレス、氏名、電話番号、パスワードの不備があると自動移行の対象外になります。開始前に会員専用ページで最新化し、メール受信設定も確認しましょう。
移行実務の重要ポイント。マイルは引き継がれないため期限管理を
クレジット機能ありのシネマイレージカードは自動でスタンダードに移行されます。クレジット機能なしカードは有効期限内ならスタンダード、期限切れ後1年以内ならライトに移行します。WEB申込済みで未受け取りの場合は、サービス開始前に劇場で受け取りを済ませてください。TOHO-ONE導入に伴い、シネマイレージのマイル付与は終了しました。マイルは引き継げないため、特典交換は2026年2月末までが期限です。TC MAILは2026年2月末に終了し、新たにTOHO-ONEのメールマガジンが配信予定です。利用者は受信環境を見直し、携帯キャリア以外のメールアドレス登録が推奨されています。開始日は後日発表のため、続報とFAQの更新を定期的に確認し、プランと特典の活用計画を整えておくとスムーズです。
詳しくは「TOHOシネマズ株式会社」の公式ページまで。






















