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ベイシア、岐阜の三心を完全子会社化 新体制で中部エリアの価格・品揃えはどう変わる?

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ベイシアが岐阜の地場スーパー三心の発行済全株式を取得し、2025年10月31日に株式譲渡手続きが完了しました。大澤正樹氏が三心代表に就任し、135店と9店の連携で地域の暮らし価値向上を目指します。

連携の狙いと新体制が示す地域貢献の方向性

ベイシアは2025年10月31日付で三心の発行済全株式を取得し、両社は正式にパートナーとしての活動を始めました。両社は「より良い商品をより安く提供したい」という共通理念を掲げ、地域に根ざした店舗運営を続けてきた点が出発点です。今回の体制変更により、群馬を本拠とするベイシア(135店舗、従業員数11,515人)と、岐阜・愛知で9店舗を展開する三心(従業員388名)が資源を共有し、地域サービスの強化を図る方針が明確になりました。

組織面では、同日付でベイシアから大澤正樹氏が三心の代表取締役社長に就任しています。両社はそれぞれが築いた地域との信頼関係や現場ノウハウを掛け合わせ、品揃えや価格、サービス面での相乗効果を目指すとしています。特に三心の地域密着型店舗運営の経験と、ベイシアのスケールを活かした運営基盤が連携の中核となります。

今後は地域に寄り添った店舗づくりや魅力ある商品・サービス提供を通じ、地域の活性化と持続的な発展に貢献する方針です。プレスリリースでは「企業の枠を超えた連携により、地域社会とともに歩みながら、より豊かな暮らしの実現を目指す」と明記されており、両社は現地での施策と顧客満足の向上に注力する考えを示しています。両社の強みを掛け合わせた新たな取り組みに、地域の期待が集まります。

詳しくは株式会社ベイシアの公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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