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青森県東方沖・震度6強の地震で何が見えた?“揺れる前の猶予秒”がもたらす防災の差とは

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12月8日23時15分、青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、八戸市で震度6強を観測しました。南海電設のProP biz「緊急地震速報配信サービス」は、企業や施設向けに“揺れが到達する前”の猶予秒数を配信し、設備の自動制御で被害軽減を支援します。 

ProP bizの配信状況とサービスの要点 

12月8日に発生した地震について、南海電設株式会社が提供するProP bizサービスの配信状況を報告します。青森県東方沖を震源とし、八戸市で最大震度6強を観測、北海道から近畿にかけて震度6弱~震度1が記録され、三八上北では長周期地震動階級3が観測されました。

気象庁は今回の地震を受け、12月9日02時00分に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。これは2022年12月の運用開始以来、初めての発表であり、根室沖から三陸沖にかけて大規模地震の発生可能性が相対的に高まっているとされています。ProP bizはこのような変化の下でも、迅速な情報配信を行いました。 

配信状況のポイントとして、震源に近い企業では猶予秒数が短い一方、震源から距離があるほど猶予秒数が長くなる傾向が確認されています。わずかな猶予時間でも、受信端末の接点出力を使えばエレベーター停止や放送・設備の自動制御が可能であり、初動対応における有効性が示されています。 

ProP bizの特徴は、長周期地震動に対応している点です。高層ビルなどで問題となる長周期の揺れを予測・表示することで、通常の震度予測に加え、構造物や設備運用面のリスク管理に寄与します。今回の地での長周期地震動階級の観測は、本サービスの対象性を裏付けています。 

システム面では、東京・大阪の2か所のデータセンターからの冗長化配信により、災害時にも配信を継続できる体制を整えています。受信端末の稼働監視は24時間365日実施され、エラー発生時にはアラートが送信され、平日9:00〜17:00は有人監視で対応するとされています。 

受信端末には明星電気製の長周期地震動対応機種S740-PLを採用し、緯度・経度、速度増幅度、建物の固有周期を登録して「推定震度」「推定猶予秒数」「長周期地震動階級」を演算・表示します。接点出力により自動制御と連携できるため、企業や学校、工場、商業施設での導入が想定されています。 

Pro bizは、猶予秒の活用と長周期地震動対応で企業の防災DXを具体化しています。震源に応じた猶予時間の扱いを設計に反映することが、被害軽減の鍵になるでしょう。 

詳しくは「南海電設株式会社」の公式ページまで。 
レポート/DXマガジン編集部 

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