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なぜホンダは「H」マークを刷新するのか?電動化を象徴するブランド転換

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本田技研工業株式会社は、自動車のロゴとして用いる新たな「H」マークの採用拡大を発表しました。次世代の電気自動車やハイブリッド車にとどまらず、モータースポーツ車両にも搭載し、販売店の看板など各種タッチポイントにも順次展開します。電動車を中心とする事業への転換を象徴する取り組みで、車両ロゴと車販売のブランドマークを一体で刷新します。新マークは従来デザインの面影を残しつつ、両手を広げたような形状で「移動の可能性の拡張」と「利用者と向き合う姿勢」を可視化します。業界環境が大きく変化する中で、同社は「第二の創業期」の意思を改めて打ち出します。現行マークは一部のガソリン車などで引き続き使用されます。

EV「ゼロ」および中国の「イエ」で先行採用 モータースポーツへも拡大

新「H」マークは、2026年から投入するEV「ゼロ」シリーズおよび中国市場のEV「イエ」シリーズでの採用が既に決定しています。今回の発表により、適用対象はモータースポーツ車両や広告宣伝物、販売店サインへと広がります。次世代車両を中心とした段階的な切り替えで、車両ロゴと販売のブランドマークが統一的に運用される構えです。これにより、電動化とともにブランド体験の接点が刷新され、視覚的にも新方針が浸透していきます。なお、現行ロゴはラインアップの一部で併用され、移行期間のスムーズな運用が図られます。採用拡大は、製品ポートフォリオ全体の方向性を示す取り組みとして位置づけられます。

1963年の初採用から2001年の現行へ 歴史を踏まえた進化

Hマークは1963年に初めて採用され、2001年から現行デザインが使われてきました。新ロゴは、過去の意匠を継承しながら、意図を明確に表すシンボルとして再解釈されています。両手を広げた形状は、開放性と包摂性を表すと同時に、移動体験の広がりを視覚化します。車両に加えて店舗や広告にも適用することで、ブランドの世界観を統一して伝える効果が見込まれます。自動運転など技術軸の変化が激しい中で、象徴の更新は事業転換のメッセージを広く届ける役割を担います。段階的な展開により、市場での認知浸透と既存資産の活用を両立させます。

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