MENU

ニュース

口座乗っ取りをどう防ぐ?富士通が証券取引にパスキー認証

  • URLをコピーしました!

富士通株式会社は、SMBC日興証券が提供する個人向けオンライン取引など各種Webサービスに、FIDO2規格準拠のパスキー認証に対応したオンライン生体認証サービスを導入しました。2026年1月30日に運用を開始し、昨今社会問題化するフィッシングや不正アクセスによる口座乗っ取りへの対策を強化します。パスキーは生体認証やPINを用いるパスワードレス認証で、従来のパスワードや2段階認証に比べて高い耐性を持ち、入力負担や失念の課題も軽減します。富士通株式会社の事業モデルであるUvanceの「Identity and Access Management」が提供するクラウド型サービスとして、SDKにより短期かつ柔軟な導入が可能で、SMBC日興証券は約5カ月での導入を実現しました。

証券業界では2025年にサイバー犯罪が急増し、金融庁と日本証券業協会が2025年7月に公表した指針案で、フィッシングに強い多要素認証の実施と必須化が求められています。多くの証券会社がIDやパスワードに加え複数手段を組み合わせていますが、突破リスクが残るため、パスキーなどより安全性の高い認証の導入が急がれています。今回の導入は、この要請に沿ってオンライン取引の安全性と利便性を両立させる取り組みです。

富士通株式会社のオンライン生体認証サービスは、公開鍵暗号方式に基づき、生体情報がデバイス外に持ち出されない構造で安全な生体認証を実現します。これにより、フィッシングやなりすましへの耐性を高めながら、主に生体認証でのログインが可能になります。クラウド提供のため実装コストを抑え、迅速に展開できる点も特長です。富士通株式会社は、SMBC日興証券の各種Webサービスにおける生体認証の適用を進め、指針案に沿ったセキュリティ強化と使いやすい取引環境の提供に貢献するとしています。

今後は、SMBC日興証券の他のオンラインサービスへの展開を支援するとともに、他の金融機関にもサービス提供を広げ、金融業界の安心安全な取引環境の構築に寄与します。Uvanceのもとで認証とアクセス管理の高度化を推進し、金融サービスを安心して利用できるデジタル社会の発展を前進させる方針です。

詳しくは「富士通株式会社」の公式ページまで。

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 公式LINEメンバー

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる