東京都は、顔認証によるキャッシュレス決済の実証実験を路線バスで実施します。期間は2月2日から3月17日で、関東バスの荻51系統(荻窪駅南口〜シャレール荻窪)が対象です。交通系ICカードを持たない人や訪日外国人にも使いやすい公共交通の実現と、運賃収受など運転以外の負担軽減を狙います。運行事業者は関東バス株式会社、実証の委託先は株式会社三菱総合研究所です。一般路線での有効性と利便性を検証し、本格導入に向けた課題整理につなげます。
利用には事前登録が必要です。専用サイトで顔認証用の顔写真と、決済に用いるクレジットカード情報を登録します。乗車時は運転席近くの端末をタッチし、端末に顔を向けて認証します。認証後は登録したアドレスに決済完了のメールが届きます。対象は大人運賃で、2月は230円、3月1日以降は240円です。定期券や小人、障害者などの割引運賃は対象外です。個人情報の取り扱いは関連法令を遵守し、本実証の検証・分析の目的に限って適切に管理します。
本取り組みは「2050東京戦略」の一環です。誰もが使いやすい移動の実現と、バス運行を担う人材の確保に資する実装検証として位置づけられます。





















