株式会社ファミリーマートは、フードロス削減アプリを提供するToo Good To Go Japan株式会社と連携し、東京都内6店舗で食品ロス削減の実証実験を開始します。開始日は2026年1月28日で、ムスブ田町店から順次拡大します。アプリを通じて店頭だけでなく店外の利用者にも消費期限が迫った商品の情報を届け、購入機会を広げます。ファミリーマートはこれまでもAIを活用した発注精度の向上や消費期限延長、冷凍弁当や冷凍おむすびの販売、涙目シールの展開などに取り組んできました。今回の実証では、Too Good To Goのサプライズバッグに加えて、涙目シールの値下販売をアプリ上でも展開し、単品購入も可能にする独自運用を試行します。さらに、期間中の恵方巻の販売でもアプリ活用を進め、需要に応じた柔軟な販売手法を検証します。
世界No.1アプリ活用と涙目シール連動の狙い
Too Good To Goは北欧発のフードロス削減アプリで、余剰食品を詰め合わせたサプライズバッグを定価の半額以下で提供する仕組みが特徴です。世界No.1の根拠はユーザー数に関する自社調査で、2025年10月時点で最大65か国にまたがるB2C向けフードマーケットプレイス88社を対象に検証しています。連携では、消費期限間近の商品をアプリで可視化し、食品ロス削減に協力したい利用者とマッチングします。店頭来店者だけでは捉えきれない層に情報を届けられる点が強みで、都内6店舗で有効性を検証します。実証ではサプライズバッグとあわせて涙目シールの値下販売をアプリ上でも展開し、単品購入も可能にします。恵方巻の販売でも活用し、季節商品の在庫最適化とロス削減を目指します。
実証実験の概要と環境目標の位置付け
実証実験は立地や商品特性に合わせた販売方法の検証が柱で、店舗ごとの最適手法を見極めます。実施店舗は池袋北口店、東池袋明治通り店、駒沢大学駅前店、池袋グリーン大通り店、メトロ外苑前店、ムスブ田町店です。涙目シールは「たすけてください」のメッセージとキャラクターで値下商品の購入ハードルを下げ、2025年3月から全国展開し、他施策と合わせて前年同期比で約5%の廃棄量削減を達成、年間約3,000トンの削減を見込んでいます。2025年10月にはイラストのフリー素材化も実施しています。ファミリーマートはファミマecoビジョン2050に基づき、店舗の食品ロスを2018年比で2030年に50%、2050年に80%削減を目標としています。今回のアプリ連携や既存施策は、この中長期目標に向けた具体策として位置付けられます。
詳しくは「株式会社ファミリーマート」の公式ページまで。





















