映画が130インチ相当に見えるのに、手元は空く。そんな未来が既に量販店の棚に並んでいます。XREALやエプソン、TCLなど人気ブランドが競う中、120Hz対応や電子調光、シースルー表示などの差別化が鮮明です。Nintendo SwitchやPS5、iPhoneと接続できるモデルも目立ちます。選ぶ基準を一気に把握し、用途に合う一台を見つけやすく整理します。
2026年版の選び方と7製品の要点。120Hz、視野角、電子調光で体験が変わる
スマートグラスはメガネ型のウェアラブルで、視界に大画面を投影します。スマホやPCと連携し、モニター代わりに使えるのが特徴です。通知表示や動画視聴に加え、AR対応なら現実に情報を重ねられます。ゲーム機とつなげば、Nintendo SwitchやPS5の映像も楽しめます。用途が広く、屋内外での使い勝手が問われます。そこで、見え方、接続性、装着性の三点で確認します。
見え方ではリフレッシュレートと視野角、ディスプレイ方式が鍵です。最大120Hzに対応するXREAL Air 2やAir 2 Proは、動きの激しいゲームでも滑らかです。TCLのNXTWEAR Sは1,920×1,080のマイクロOLEDで約4m先に130インチ相当を投影します。エプソンのMOVERIO BT-40はフルHDで120型相当をシースルー表示に対応します。XREAL One Proは約57°の広い視野角とソニー製0.55インチ マイクロ有機ELを採用し、10m先で最大428インチ相当を示します。数字が体験の差を明確にします。
環境対応も差が出ます。XREAL Air 2 Proは0・35・100%の三段階で電子調光が可能です。屋外でも視認性を確保できます。輝度調整や電子調光に対応したモデルは、周囲の明るさに合わせて見やすさを保てます。3DoF表示に対応する構成では、頭の向きを変えても画面が正面に固定され、酔いを抑えやすくなります。複数ディスプレイ表示が可能なモデルもあり、作業の同時進行に役立ちます。用途に応じた機能の確認が重要です。
接続性は対応OSとインターフェースを確認します。USB Type-CでPCやポータブルゲーム機と直結できるモデルが主流です。TCL NXTWEAR Sは磁気コネクタを採用し、脱着と給電をスムーズにします。BluetoothやWi-Fi対応の有無、スマホ画面の投影可否も選定材料です。Nintendo Switchは最大60Hz、PS5は120Hzに対応するため、機器側の仕様と合わせることが大切です。スマホはiPhoneとAndroidのどちらに対応するかを事前に確認します。
装着性は長時間利用の快適さを左右します。XREAL Air 2は約72gで軽量です。ノーズパッドやテンプルの肌触りなど、接地面の負担軽減も製品差が出ます。エプソンのMOVERIO BT-35ESは可動式テンプルと2層マグネシウム構造で耐久性とフィット感を両立します。IPX2相当の生活防水に対応するMOVERIO BT-40は、軽い雨でも安心です。度付きレンズの装着可否や、メガネの上から掛けられるかも確認点です。
サウンドも没入感を左右します。XREAL Air 2シリーズは指向性オーディオで音漏れを抑えます。TCL NXTWEAR Sはデュアルスピーカーで重低音を強化します。XREAL One ProはBOSE監修の音響チューニングで高音質をうたいます。音楽再生や通話機能があるモデルは、屋外やオンライン会議での使い勝手を高めます。マイクのノイズキャンセリングがあると会話品質が安定します。
撮影やスポーツ用途では、カメラやセンサーが活きます。500万画素以上や8GB以上のストレージを備えるモデルは、ハンズフリー撮影に向きます。加速度センサーやジャイロセンサー、GPSを搭載する構成なら、歩数や速度、位置情報の管理が可能です。アプリ連携の有無も要確認です。専用アプリ型はシンプルに使え、自由インストール型は用途を広げられます。価格は機能拡張性に応じて上がる傾向があります。
最後に見解を2点述べます。120Hzや広視野角の進化により、スマートグラスは「持ち運べる大画面」として実用品の域に入りました。電子調光や軽量化、指向性オーディオの充実で、屋外でも使える総合バランスが整っています。
詳しくは「株式会社ビックカメラ」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部






















