マイナンバーカードを用いたオンライン申告に対応するe-Taxが、令和7年分の確定申告で一層便利に活用できます。現在は約4人に3人がe-Taxを利用しており、申告はオンラインが標準となっています。e-Taxなら確定申告会場への来場や申告関係書類の持参や郵送が不要で、休日を含む24時間利用できます。スマートフォンやパソコンから、画面案内に沿って入力すれば自動計算で申告書が作成でき、そのまま送信が可能です。受信通知で内容確認ができ、添付書類の提出が不要となる範囲もあります。還付はおおむね3週間程度で、書面提出に比べ短縮が見込めます。自宅で好きな時間に手続きを完結できる点が大きな利点です。
申告準備と情報入手のポイント 確定申告特集と作成コーナーを活用
国税庁は確定申告特集を開設し、医療費控除や寄附金控除などの情報、e-Taxの使い方、マイナポータル連携の手順を案内しています。確定申告書等作成コーナーでは、金額等を入力するだけで申告書の作成とe-Tax送信まで一体で行えます。給与所得者は年末調整で完結することが多いものの、医療費控除やふるさと納税などの控除適用時は申告が必要です。スマートフォン申告では、マイナンバーカード読取対応の端末とマイナポータルアプリの準備が必要です。パソコン申告では、対応スマートフォンまたはICカードリーダライタを用い、画面のQRコードを読み取って送信できます。マイナンバーカードと電子証明書の有効期限切れがあると利用できないため、早めの更新が重要です。
マイナポータル連携で自動入力を効率化 控除証明や源泉徴収票を一括取得
マイナンバーカードがあれば、マイナポータル連携で給与所得の源泉徴収票や医療費、寄附金控除などのデータを一括取得し、該当項目へ自動入力できます。事前にマイナポータルの利用者登録が必要で、控除証明書の発行主体が連携対応していることが条件です。お勤め先がe-Tax等で源泉徴収票を提出しているなどの要件もあります。家族分の証明書は、マイナポータルで代理人登録をして取得できます。スマートフォンのマイナンバーカード機能を使えば、カードの読み取りなしで申告書作成や送信が可能です。Androidで利用でき、令和8年1月からはiPhoneも対応します。利用者証明用電子証明書のパスワードは、生体認証を使える端末もあります。
受付期間とサポート体制 電話やチャットボット、動画で操作を案内
所得税及び復興特別所得税並びに贈与税の受付は令和8年2月16日から3月16日までで、還付申告は2月13日以前でも提出可能です。個人事業者の消費税及び地方消費税は令和8年3月31日までです。e-Taxは原則24時間利用可能です。操作に不安がある場合は、国税庁の動画でみる確定申告、チャットボット、各種FAQを活用できます。e-Tax・作成コーナーヘルプデスクでは、事前準備や送信方法、エラー解消などを電話で案内します。税務署の閉庁日には窓口対応がないのが通常ですが、一部では3月1日に相談と受付を行います。書面提出では控えへの収受日付印は行わないため、控えの保管や提出日の記録管理が必要です。確定申告会場での相談は、LINEによるオンライン事前予約が案内されています。
詳しくは「国税庁」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部 權





















