日本エンタープライズ株式会社は、株式会社KDDI総合研究所と国立大学法人東京科学大学が共同研究で開発した「スマホ習慣セルフチェック」を、KDDI株式会社からの受託により構築しました。本ツールは、スマートフォンの使い方や依存傾向をスコア化し、利用者にアドバイスを提供する仕組みです。平均回答時間は約1分で、12問の設問に答えるだけで自己の利用習慣を把握できます。個人情報の登録は不要で、無料で利用できる点が特長です。日本エンタープライズ株式会社は、KDDI向けの社会貢献サイトを2014年に構築して以降、長年運用サービスを提供してきた実績を有しており、今回の受託につながったとしています。
開発の背景とツールの位置づけ
KDDI、KDDI総合研究所、東京科学大学は、スマートフォンを安心かつ安全に利用できる環境づくりを目指し、2020年からスマートフォン依存の調査や解明に関する共同研究を進めています。スマートフォンが生活インフラとして不可欠となる一方、依存が社会課題として注目される状況を踏まえ、短時間で無理なく自己の利用習慣を振り返れる方法として「スマホ習慣セルフチェック」が考案されました。ツールは、利用状況をスコア化することで、現状の傾向を客観的に理解しやすくしています。加えて、設問回答後にアドバイスが提示されるため、気づきの獲得から日常の行動見直しまでを一連の流れで完結できます。共同研究の成果物を社会実装する形で提供されることにより、幅広い層が手軽に活用できる取り組みとなっています。
サービスの特長と利用フロー
スマホ習慣セルフチェックは、平均約1分で完了する12問の簡潔な設問で構成され、回答によりスコアとアドバイスが提示されます。個人情報の登録は不要で、無料で利用可能なため、心理的ハードルが低く、継続的な自己確認にも適しています。スマートフォンの利用傾向を数値化することで、主観に頼らない把握がしやすく、時間帯や利用目的などの日常行動の見直しに役立ちます。ツールは短時間で結果が得られる構成のため、学校や家庭、企業内での啓発の場面でも取り入れやすい設計です。アドバイスの提示により、結果を受けた後の一歩が明確になり、行動変容のきっかけを作ります。こうした特長は、安心安全な利用環境づくりを支える実践的な要素となっています。
受託構築の理由と実装上の工夫
日本エンタープライズ株式会社は、自社アプリ開発で培った知見をもとに、KDDI向け社会貢献サイトの構築やその後の長期運用サービスの提供などの実績を重ねてきました。これらの取り組みが評価され、今回のツール構築の受託に至っています。実装では、ページ構成やデザインに加えて、オートフォーカスやスクロール検知を取り入れ、視認性や可読性、操作性に配慮したアクセシビリティの高い設計を行いました。若年層向けゲーム、ミドル層向け健康管理アプリ、子育て支援コンテンツ、シニア層向けエンターテインメントなど、多様な年齢層に向けた開発経験を活かし、全世代が使いやすいユーザー体験の実現に取り組んでいます。設問回答からスコア提示、アドバイス表示に至る動線を簡潔に保つことで、離脱の少ない体験を目指しています。無料かつ個人情報登録不要という条件も、広く社会での活用を促進する要素として位置付けられています。
社会実装の意義と今後の活用シーン
本ツールは、スマートフォン依存という社会的課題に対して、自己理解と行動見直しのきっかけを提供するアプローチです。短時間で完結するセルフチェックは、個人が日常の合間に取り組みやすく、継続的なリスクの自己管理を支えます。教育現場や地域の啓発活動、企業内の研修など、幅広い場面での活用が想定されます。共同研究に基づく知見を背景にしている点は、ツールの信頼性と実効性に寄与します。日本エンタープライズ株式会社が手掛けたアクセシビリティ設計は、利用者の年齢やデジタルスキルの差に左右されにくい導入を後押しします。無料で提供されることで、経済的な負担を気にせず試せる利点もあります。
詳しくは「日本エンタープライズ株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















