MENU

ニュース

映像や音声の配信をブラウザでまとめて操作 Windows不要に

  • URLをコピーしました!

学校教育向けICTを展開するチエル株式会社は、映像音声配信システム「S600-OP」とネットワークスイッチ「CHIehub」の連携を強化し、CHIehubのWebブラウザ画面からS600-OPを制御・設定できる「S600-OPブラウザコントローラー」を2026年9月に提供開始します。従来の専用ハードウェアやWindowsアプリケーション中心の運用から、OSに依存しない柔軟な運用へ移行できる点が特徴です。これにより、制御と設定を一体化したWebUIで操作性を高め、サポート効率の向上も見込まれます。トラブル時の復旧を支援するPoE再起動や、音声ボリューム調整、PoEポートのスケジューリングにも対応します。対象となる利用シーンは高校の中間モニターシステム等で、ブラウザを介したマルチデバイス運用を可能にします。提供主体はチエル株式会社で、代表取締役は川居睦、本社は東京都品川区です。

アップデートの背景 専用機依存からソフトウェア中心へ

S600-OPの制御はこれまで、専用ハードウェアパネルや専用のWindowsアプリケーションを使う方式が一般的でした。近年のハードウェア価格高騰や、S600-OPとWindowsPCを直接接続する必要がある運用要件が、コストと柔軟性の面で課題となっていました。チエル株式会社は、ソフトウェアで置き換え可能な領域を積極的にソフトウェア化する方針を掲げ、CHIehubの新機能としてWebブラウザから操作できるコントローラーを開発しました。これにより、端末やOSを問わず、タブレットを含む多様なデバイスでの操作が実現します。ネットワーク越しの一元管理により、設置場所に依存しない運用が可能になります。管理画面の標準化は、設定変更やトラブル対応の手順統一にも寄与します。

S600-OPブラウザコントローラーの特徴 WebUIでの一体運用と遠隔復旧

本コントローラーは、WebブラウザからS600-OPの制御と設定をまとめて扱えるようにした点が大きな特長です。メイン制御画面では、ソース切り替えや分離と統合、音声ミュートなどの操作を一括で行えます。入力や出力、詳細設定といったこれまで分散していた機能が一つのWebUIに統合され、従来は別アプリケーションで実行していたチューニング設定用コマンドも画面上から操作できます。さらに、WebUIの再起動ボタンからS600-OPのエンコーダとデコーダの電源再起動が可能で、現地作業なしに復旧操作を進められます。デコーダの再起動にはPoEスプリッタのオプションが必要である点が付記されています。OSを問わないブラウザ操作により、マルチデバイスでの運用が可能になり、管理負担の軽減が期待されます。

運用性を高める付加機能 音量調整とPoEポートのスケジュール管理

本コントローラーは、S600-OPデコーダの音声ボリュームを画面上から調整できる機能を備えています。状況に応じた音量管理をリモートで行えるため、現場の利便性が高まります。加えて、CHIehub各ポートのPoE出力のオンオフをスケジューリングでき、運用時間に合わせた電源管理が可能です。時間帯に応じたデバイス稼働の最適化により、省電力と安定運用に寄与します。機器の計画停止と自動起動が一体化されることで、設定の抜け漏れや作業負担の低減が期待できます。PoE制御とS600-OPの操作が同一のWebUIにまとまることで、運用フローの簡素化が図られます。教育現場のタイムテーブルに沿った自動化設定にも適用しやすい構成です。

導入検討のポイント 提供時期と適用シーン

提供開始は2026年9月の予定で、CHIehubとS600-OPの既存環境における操作性向上が見込まれます。高校の中間モニターシステム等での活用が想定され、マルチデバイスによるブラウザ操作で現場の利便性を高めます。専用端末やOS要件の制約を緩和できるため、調達や管理の柔軟性が増します。PoEの遠隔再起動やスケジュール機能は、トラブルシューティングや省電力運用に役立ちます。チューニング設定用コマンドをWebUIから実行できる点は、設定の一元管理に直結します。運用設計においては、デコーダの再起動にPoEスプリッタのオプションが必要となる点を考慮に入れる必要があります。

詳しくは「チエル株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 公式LINEメンバー

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる