東北電力株式会社と株式会社ゲットワークスは、宮城県宮城郡七ヶ浜町のコンテナ型「宮城AIデータセンター」の竣工に伴い、次世代型高性能GPUサーバーに対応したハウジングサービスを2026年7月31日に開始します。本サービスは、顧客が保有するGPUサーバーを専用設計のコンテナ内に設置し、安定稼働を支える電源確保や高効率な冷却、低遅延ネットワークを提供します。生成AIの普及で需要が高まるGPUサーバーの運用課題に対し、迅速かつ安定的なAI開発基盤の構築を支援するとしています。東北電力は2025年2月20日からGPUクラウドサービスを提供しており、両輪でAI開発から運用までのインフラを提供します。竣工日は2026年7月24日で、東北6県と新潟県を中心に生成AI活用、DXの加速、産業競争力の向上、新たな電力需要の創出に貢献するとしています。
ハウジングとデータセンターの主な特長
ハウジングは、NVIDIA製H200やB300などAI向け次世代GPUサーバーに対応し、コンテナ型の特性を生かして使用電力などのカスタマイズが可能です。利用開始までの流れは、要件確定、見積提示、契約締結、サーバー搬入と接続、稼働確認の順で、概ね数カ月程度と案内されています。宮城AIデータセンターは、増強可能な受電設備やN+1冗長の空調を備え、水冷対応も見据えた冷却設備を採用します。推論や分散計算に適した安定かつ低遅延の通信環境を用意し、複数拠点やクラウドとの高速接続も整備予定です。所在地は七ヶ浜町で、ラック単位とコンテナ単位の両方で利用可能、ICカード付扉や監視カメラなどのセキュリティを備え、耐荷重は2トン毎平方メートル、全災害ハザードマップ対象外の立地としています。
利用に向けた準備と問い合わせ先
受電はコンテナ当たり50kWで増強可能、空調は予備1台を含む冗長構成、冷却は空冷で将来は水冷にも対応予定です。通信は1G×2回線から開始し、2027年度より10Gを予定しています。保守は24時間365日で監視と即時駆け付けに対応し、要望に応じて使用電力などのカスタマイズが可能です。問い合わせは東北電力株式会社DX推進部が窓口で、電話とメールアドレスが案内されています。ゲットワークスは構築と営業連携を担い、東北6県での拠点拡充や新潟県湯沢町、北海道苫小牧市との相互接続により分散利用に対応する環境整備を進めます。国のデータセンター分散立地の方針も踏まえ、地域のデジタル実装を支える取り組みと位置付けられています。
詳しくは「東北電力株式会社」「株式会社ゲットワークス」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















