VISITS Technologies(以下、VISITS)は2022年4月26日、DX人材の発掘・育成に特化したクラウドサービス「DXクラウド」の提供を開始すると発表しました。VISITSが日米で特許取得済みの技術を用いて、これからのビジネスパーソンに必須の力を数値化・一元化し、DX上の課題を解決できるようにするというものです。DXクラウドを活用することで、スキルの測定と、学習および管理画面における育成状況の可視化が可能になります。それにより、一時的な研修にとどまらず、DXを推進するために必要な人材を育成するインフラツールとして、企業のDX推進を支援します。
DXの必要性が各所で叫ばれる一方、大きな成果を上げている企業はまだごくわずかです。その要因としてまず、DXに必要なスキルや考え方を身につけている人材の不足が挙げられます。それに加え、多くの企業において前提となる、「DX人材の定義」がなされていないことも人材不足の要因の1つだとVISITSはいいます。
そこで同社は今回、DX推進に必要な能力を可視化する「DXクラウド」サービスの提供を開始します。
2016年1月創立の同社は、発表によれば世界初で「創造性」を定量化する合意形成アルゴリズム「Consensus Intelligence技術」(コンセンサスインテリジェンス技術)を開発しました。日米で特許を取得し、同アルゴリズム技術を活用したプロダクトの企画・開発・運営を展開しています。
今回の「DXクラウド」サービスは、同技術により、DX推進に必要な下記能力を「デザイン思考スコア」として客観的に算出する、「デザイン思考テスト」を搭載したものです。
・「課題発見力」
・「データ活用力」
・「ビジネス構想力」 そして「デザイン思考スコア」の経年変化の「見える化」を通じて、DX人材の育成状況を可視化します。さらに、他社の平均スコアと比較することで、自社の相対的な立ち位置を確認することもできます。「DXクラウド」の特徴として、以下の3点が挙げられています。 1. DX推進に必要な能力を可視化
日米で特許取得済みの独自技術により、DX推進に必要な「課題発見力」「データ活用力」「ビジネス構想力」を、デザイン思考テストにより客観的に算出します。
・「データ活用力」
・「ビジネス構想力」 そして「デザイン思考スコア」の経年変化の「見える化」を通じて、DX人材の育成状況を可視化します。さらに、他社の平均スコアと比較することで、自社の相対的な立ち位置を確認することもできます。「DXクラウド」の特徴として、以下の3点が挙げられています。 1. DX推進に必要な能力を可視化
日米で特許取得済みの独自技術により、DX推進に必要な「課題発見力」「データ活用力」「ビジネス構想力」を、デザイン思考テストにより客観的に算出します。
via visits.world
2. DX人材育成のための学習コンテンツ
「課題発見力「データ活用力」「ビジネス構想力」を育成するための専用コンテンツとして、「デザイン思考」「データデザイン」「ビジネスモデルデザイン」の学習コースを用意します。
「課題発見力「データ活用力」「ビジネス構想力」を育成するための専用コンテンツとして、「デザイン思考」「データデザイン」「ビジネスモデルデザイン」の学習コースを用意します。
via visits.world
3. DX人材の育成状況を可視化
「デザイン思考スコア」の経年変化を「見える化」することで、DX人材の育成状況を可視化します。他社の平均スコアと比較することで、自社の相対的な立ち位置を確認することも可能です。
「デザイン思考スコア」の経年変化を「見える化」することで、DX人材の育成状況を可視化します。他社の平均スコアと比較することで、自社の相対的な立ち位置を確認することも可能です。
via visits.world
なお、同社でのDXに関連する取り組みとして、以下が紹介されています。
2019年3月 | DXに必要な力を数値化する「デザイン思考テスト」公式リリース |
2021年3月 | 経団連後援セミナーにおいて「激動の時代に価値を創造する本当のDX人材とは?」をテーマに対談イベント |
2021年5月 | 日本の人事部HRカンファレンスにおいて「DX人材に求められるデザイン思考力」をテーマに講演を実施 |
2021年10月 | 「デザイン思考テスト」受検者数12万人突破 |
2022年3月 | 経団連において「真のDX推進」をテーマにプレゼンテーション |
2022年4月 | 「DXクラウド」公式リリース |
「DXクラウド」はすでに総合商社やコンサルティング、電機メーカーなどで、採用や人材育成領域を中心に導入されているとのことです。