NTTコミュニケーションズは2021年10月4日、ワークスペースの検索・予約サービス「droppin」を発表しました。同日より提供を開始します。企業に従事する従業員のフレキシブルワーク推進を支援します。
新型コロナウイルス感染症の影響が今なお懸念される中、リモートワークや時差出勤、フレックスの導入など、従業員のワークスタイルを見直す企業が増えています。しかし、自宅ではインターネット回線の不調や、集中して業務に取り組める環境が整っていないという課題が顕在化しています。そのため、自宅・オフィス以外にワークスペースの利用を検討する企業も増えているといいます。
本サービスは、こうした企業の利用を想定します。検索対象となるワークスペースは全国300カ所以上で、資料作成やWeb会議、チームでのディスカッションなどの用途に応じたワークスペースを検索できます。なお、企業のポリシーに合わせ、利用可能なワークスペースを制限することも可能です。
via www.ntt.com
企業向けの管理画面では、従業員の利用状況や課金状況を確認したり、ユーザーを追加したりできます。従業員ごとの状況を把握できるため、一部従業員の使い過ぎもチェックできます。なお、申し込む際には部署単位での利用が可能です。1つの企業で複数契約でき、契約ごとに支払い方法を設定できます。
料金は、初期費用と月額固定料金とも無料で、ワークスペース利用料金だけ発生します。
なお、同社は今後、提携事業者を拡大して2022年度中に利用可能なワークスペースを500拠点以上にする予定です。ワークスペースの利用料金を月額定額制とするサブスクリプションプランも予定します。