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ソシオネット、ノーコード人材育成から進めるIT内製化支援サービス

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プロジェクトマネジメント統合支援などを手掛けるソシオネットは2022年9月6日、「ノーコードで進めるIT内製化支援サービス」の提供を開始したことを発表しました。IT内製化にあたって何から始めたらよいのか、どのように人材育成をしたらよいのかなどの企業の悩みに対し、DX化への第一歩としての支援サービスを提供します。

 自社のシステム開発を行う場合、これまでは外部事業者に委託することが主流だったといいます。しかし近年のDX推進の流れにより、自社で社員を育成しシステム開発まで行う「IT内製化」の企業が増えています。  IT内製化では、以下のような効果を期待できます。 ・従来の外部委託にありがちだったリスクを回避し、業務効率化へと結びつけること(リスクとは「市場ニーズやビジネス変革のスピードに合わせたシステム改修の難化」「システムのブラックボックス化によるベンダーロッキング」など)
・全社的なDXリテラシーの向上やノウハウの蓄積により、開発担当者と運用担当者がスムーズに協調しながらシステムの価値を継続的に向上させること  ただし、IT内製化には、以下のような課題があるといいます。 ・IT化を進められる人材がいない(人材起因)
・IT化のノウハウが少ない(チーム起因)
・DX推進体制が整っていない(組織起因)  そこでソシオネットでは今回、実際にIT内製化を進める企業へ向けた最初の一歩における支援として、「ノーコードで進めるIT内製化支援サービス」を提供します。
図1:「ノーコードで進めるIT内製化支援サービス」の概要

図1:「ノーコードで進めるIT内製化支援サービス」の概要

 同支援サービスの内容として、具体的には「ノーコード開発ツール」を用いたものになります。以下のようなノーコード開発ツールが用いられます。 ・AppSheet(Google)
・Power Automate(Microsoft)
・Power Apps(Microsoft)
・IFTTT(IFTTT Inc.)  それらのノーコード開発ツールを使用して、企業内や組織内の人材をリスキリングし、ノーコード開発人材へと育成します。それにより、各企業や組織のIT内製化を支援します。  ノーコード開発ツールの特徴は以下の通りです。 ・高度な技術は不要なため、システム開発の経験がなくてもサンプルアプリケーションやテンプレート・パーツを組み合わせることにより高品質なアプリケーションの作成が可能
・業務担当者が開発を行うことで、業務要件を正しくアプリケーションに反映させることができ、開発後に新たに発生した要件や要件変更についてもすばやく反映させることが可能
・リソースやロジックなど実行に必要な要素はすべて格納されているので、ベンダー依存からの脱却も期待できる
・マルチプラットフォームに対応していることから、PCやスマートフォン・タブレットなど、実行する端末に合わせてのアプリケーションの書き換えも不要
図2:「ノーコード開発ツール」の特徴

図2:「ノーコード開発ツール」の特徴

 今回の同社のサービスでは、以下のプロセスが提供されます。 ・既存業務からIT化推進対象を洗い出し
 ↓
・パイロットプロジェクトを選定
 ↓
・プロジェクト期間中に伴走を通じて顧客企業の人材をリスキリングしながらIT内製化を支援  このプロセスを繰り返し行うことで、自立したDX組織への変革を支援します。そして、IT内製化支援サービスを通じて、企業内のDX推進をする機運を高めることを目指します。  実例として以下が挙げられています。 「ソシオネットでは、PowerAutomateで各社員からの問い合わせや作業依頼を自動化して担当チームへアナウンスをしたり、月末には営業部門への月末業務の一部のリマインドを自動化することに成功しました。それにより、わざわざ問い合わせサイトをのぞきに行ったり、手動でリマインドする手間がなくなり作業効率が向上しました。」  なお、同社ではnoteブログを通じて、AppSheetやSalesforceをはじめとしたDXに関する情報発信を定期的に行っています。また、ノーコードで進めるIT内製化支援サービス、Salesforceの運用・導入、およびDX化推進に関する相談などを、問い合わせサイトより随時受け付けているとのことです。 関連リンク
ソシオネット株式会社
IT内製化支援サービス
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