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パソナグループがDX人材育成に本腰、2024年5月までに3000人の育成掲げる

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パソナグループは2021年10月20日、グループの従業員を対象にリスキリングによる研修プログラムを拡充し、2024年5月までにグループ全体で約3000名のDX人材を育成することを発表しました。DX時代を担う人材を育成し、デジタル技術・データ活用を通じた新規事業・サービスの開発を図れるようにします。

 DXの重要性が叫ばれる中、同社はグループ社員全体のITリテラシー向上や、DXを推進する専門人材の育成、顧客に対しデータとデジタル技術を活用した新たなソリューションを開発・提供することを目的に、従業員向けの研修プログラム拡充に乗り出します。  取り組みの一環として、主にIT未経験者を対象にした人材育成プログラム「デジタル・アカデミー社員」の募集・採用を開始します。基礎的なIT知識やビジネススキル、ローコードでの業務アプリケーションの開発などを半年間の研修を通じて習得できるようにします。研修後は、グループ各社のIT部門で社内システムエンジニアとして業務に携わりながら、AIに関する基礎知識や、仮想案件を使ったデータ分析手法の習得ができる選抜制の研修も実施。より専門性の高いスキルを身につける体制も整えます。  「デジタル・アカデミー社員」の採用人数は300人。半年かけて以下の研修を実施します。
IT基礎:ITの基本的な用語や、ネットワーク、プログラミングなど基礎的な知識
ビジネス基礎:ロジカルシンキングや、プロジェクト管理の方法など、ビジネスの場面で必要となる基礎的な手法
アプリケーション開発基礎:業務アプリケーションの開発をローコードで実現できるプラットフォームの活用方法、アプリケーション開発  同社は今回発表した取り組みを通じて、DX推進を担う人材を輩出するとともに、既存サービスに新たな付加価値を生み、顧客満足度の向上を目指す考えです。

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