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業務代行サービス導入でDX人材の採用や育成を推進

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株式会社いい生活は、不動産市場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目指し、パシフィック・ディベロップメント アンド マネージメント株式会社(PDM)に対してグループ会社の株式会社リアルテック・コンサルティング(RTC)が提供するBPaaS(Business Process as a Service)サービスの「業務代行(PMA)」を導入しました。このプロジェクトは、IT人材不足が深刻化する不動産業界において、業務の空白期間を埋めつつ、DX推進における人材の採用や育成を支援するものです。

PDMは、システム管理者が退職したことにより、業務の引継ぎがスムーズに行われず、ITインフラの管理や運用が一時的に停滞していました。さらに、新しいシステム管理者が採用されるまでの期間に、IT業務の遂行が困難となることが懸念されていました。このような状況で、新システム担当者の採用と育成が急務となり、IT人材の確保が重要な課題となっていました。

RTCは、PDMの業務を一時的に代行し、2ヶ月間にわたって業務の空白期間を埋める支援を行いました。この業務代行は、単なるオペレーションの引継ぎにとどまらず、PDMのDX(デジタル化)を推進するための支援も含まれています。

RTCの提供する「業務代行(PMA)」は、いい生活の業務クラウドシリーズ(例:「いい生活賃貸管理クラウド」など)を前提としたもので、クラウド化された業務管理ツールを活用しながら、実際の運用を引き継ぐ形式です。このため、RTCはクラウドを介した標準化された業務環境を整備し、新しいシステム担当者への引継ぎを効率的に行いながら、PDMのIT環境を改善しました。

RTCは業務代行と同時に、DX推進のための支援も実施しました。不動産業界におけるDXの導入は、クラウド移行や業務の標準化が鍵となります。RTCは、PDMが利用するいい生活のクラウドSaaSをベースに、業務の型化を進め、効率的な運用をサポートしました。これにより、PDMはクラウド上での業務管理をスムーズに進めることができるようになり、今後のDX人材の育成にもつながる基盤が整備されました。

このプロジェクトにより、PDMはシステム管理者の退職による業務停滞を回避し、新しいIT人材が入社するまでの間、スムーズな業務継続を実現しました。また、RTCの支援によって業務効率が向上し、DXに向けた業務プロセスの標準化と型化が進みました。この結果、PDMはクラウド環境を活用した効率的な業務運用を実現し、IT化やDX化の推進において着実な一歩を踏み出しました。

PDMは、「RTCの業務代行(PMA)導入により、システム管理が円滑に行われ、IT化やDX化の推進に向けた支援が欠かせないものになった」とコメントしています。また、クラウド化とセキュリティ強化にも力を入れており、今後もRTCのサポートを継続しながらDXの取り組みを強化していく方針です。

今回のプロジェクトは、IT人材の不足に悩む不動産業界におけるひとつの解決策として、業務代行サービスとクラウドベースのSaaSを活用するモデルケースとなりました。いい生活は、今後もDX推進に必要なソリューションを提供し、不動産市場のデジタル化を支援していく予定です。

【関連リンク】
株式会社いい生活
https://www.e-seikatsu.info

執筆:DXマガジン編集部

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