ニールセン デジタルは2022年6月16日、ソーシャルメディアの視聴状況結果を発表しました。月間の視聴者数がもっとも多かったのは「LINE」で7398万人でした。
ニールセン デジタルは、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率の月次レポートをもとに、ソーシャルメディアの視聴状況を発表。その結果が図1です。
PCとスマートフォンなどの重複を除いた場合でもっとも視聴者数(2歳以上)が多かったのは「LINE」で7398万人でした。2位は「Twitter」で5290万人、3位は「Instagram」で4663万人でした。なお、月間の平均利用回数も「LINE」が1位で月平均550回、2位は「Twitter」で月平均186回でした。
ソーシャルメディアのうち、主にテキストや写真、動画を投稿する主要6サービス(TikTok、Twitter、Instagram、LINE、Pinterest、Facebook)の年齢構成比を調べた結果が図2です。
結果は、「TikTok」が18歳から34歳の割合が42%でもっとも高くなっています。これに対し、他の5サービスは50歳以上の割合がどの年代よりも高い割合となっています。「Twitter」「Instagram」「LINE」「Pinterest」「Facebook」に限ると、18歳から49歳までの世代より、50歳以上の世代で多く活用されていることが分かります。なおこの利用状況は「閲覧のみ」の場合を含みます。
主要6サービスを合計したターゲットGRP(TARP)(視聴率)を年代別に見た結果が図3です。
18歳から34歳が91.799%でもっとも高くなっています。「TikTok」を除く5サービスの年齢構成比がもっとも高かった50歳以上のGRPは28.587%にとどまります。50歳以上の人はソーシャルメディアを活用するものの、利用頻度は必ずしも多くないことが読み取れます。
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