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Mercari, Inc.、Uberと提携し非接触の同日集荷・配送サービスを全米に拡大

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メルカリのグループ会社で、米国カリフォルニア州に本社を持つMercariは2021年7月20日、Uberとの全米でのパートナーシップを通じたサービス(Mercari Local)の拡充を発表しました。Mercariは発表日現在、全米で数百万人の出品者と購入者がオンラインでモノの売買を行うことができるUS版メルカリを運営しています。今回のサービス拡充により、利用者が地域の人々とつながり、さらに便利なガレージセールを体験できるようになります。

 Mercariが運営するUS版メルカリは、出品者が不要となった品物を、迅速、安全かつ簡単に売買することを目指した米国モバイル向けマーケットプレイスです。発表日現在で、US版メルカリは全米で5,000万件を超えるダウンロード、日々35万件を超える出品があるといいます。  非接触での同日集荷&配送サービスについては、これまでMercari Nowとして、サンフランシスコ、ニューヨーク、ヒューストンなどの主要都市で展開していました。これを今回、Uberとのパートナーシップを通じて、新たに「Mercari Local」として全米展開します。
図1:Mercari Localの画面イメージ

図1:Mercari Localの画面イメージ

 Mercari Localでは、配送ロジスティクスをUberが担います。今回のパートナーシップを通じて、Uberの配送テクノロジーが近距離売買にもたらされます。Uberのテクノロジープラットフォームにより、近隣の配達パートナーとのマッチングが行われます。そして、購入から数時間ほどでほぼすべての商品のオンデマンド配送が可能になります。利便性を優先し梱包を不要としているため、以下のような、配送料が高く、手配しづらい大型の出品物にとって理想的とされています。 ・小さな家具
・キッチン用品
・フィットネス用品
・ベビー用品  Mercariによれば、この1年間で購入トレンドに変化が見られ、米国の消費者が中古品の売買を生活の一部として受容していることが示されているといいます。また、オンラインのマーケットプレイスは、不要になった商品を出品して、他の利用者に譲る際の取引の場としても成長しているといいます。そしてMercari Localは、地域で売買できるより良い手段を、メルカリの数百万の利用者に提供し、Uberで配車依頼をするのと同様に、簡単に新しい掘り出しものを見つけることができるとしています。

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