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北海道大学とSCSK北海道、地域のDX推進とSDGs実現に向け、高度IT人材育成のための協定を締結

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北海道大とSCSK北海道は2021年8月19日、高度IT人材育成のための連携協定を締結したことを発表しました。IT教育を主軸としたオープンイノベーション環境の構築と、北海道内のDXを推進する高度IT人材育成を目標に掲げています。そして、人口減少、高齢化といった課題の先進地域である北海道を情報発信地として、世界の課題解決に貢献することを目指します。

 SCSKグループのSCSK北海道は、北海道を拠点としてコンピュータ・ソフトウェアの開発・販売、各種ソリューション提供の事業を展開しています。北海道大学の提供するイノベーション創出プログラム「DEMOLA HOKKAIDO」への参画を契機として、イノベーションの創出に向けた人材の育成や協業を、同大学と協働で進めてきました。  「DEMOLA」は、フィンランドのDEMOLA GLOBAL社が提供する、産官学連携のイノベーション創出プラットフォームです。学生と企業担当者が一緒に、企業のリアルな課題解決に取り組む、企業課題解決型の授業が特徴です。発表日時点で、世界16カ国、60以上の大学が参加する国際的ネットワーク(DEMOLA NETWORK)になっています。  北海道大学は、日本で初めてDEMOLA NETWORKに参加しました。2018年から、DEMOLA HOKKAIDOとしての活動を開始しています。  SCSK北海道はDEMOLA HOKKAIDOに参画し、同大学と、全学教育科目であるプログラミング教室、プロジェクト学習の実施および一次産業を題材とした共同研究を進めてきました。そして、教育研究のみにとどまることなく、イノベーションの創出に向けた幅広い年齢層の人材育成・協業を実施可能にしています。  世界中でデジタル環境が加速化する中、DXを推進する高度IT人材の育成は急務とされています。特に、人口減少、高齢化といった課題の先進地域である北海道において、高度IT人材の育成と、アントレプレナーシップ人材(起業家精神を有する人材)の育成を進めることが必要です。それは、持続可能な社会の実現、新たな価値の創造による経済基盤の強化など、北海道の地域創成にとって非常に重要になります。  こうした背景から今回、SCSK北海道と北海道大学は、連携協定を締結しました。IT教育を主軸としたオープンイノベーション環境の構築および、北海道内のDXを推進する高度IT人材育成を連携して進めていきます。それにより、北海道に対する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を実践することを目指します。  協定の有効期限は、2021年8月1日から2022年3月31日まで。有効期間の1カ月前までに協定改定の意思表示がないときは、さらに1年延長となります。  連携の内容として、以下が挙げられています。 (1)先進的ITスペシャリスト育成
(2)世界に通用する高度IT人材の育成
(3)価値創造・アントレプレナーシップ人材育成
(4)人材交流  今後の具体的な取り組みとしては、2021年9月に、SCSK北海道主催、北海道大学後援の「テクのこ(一般通称:ハッカソン+プロジェクト演習)」を完全オンライン形式で開催します。これは、以下の項目を目的としたカリキュラム策定へのチャレンジでもあります。 ・将来のDXをリードするITエンジニア育成と発掘
・北海道の課題解決
・北海道Society5.0 達成  今後の取り組みとしてさらに、社会人リカレント教育(AI技術者・データサイエンテイスト)も計画しています。そして産学による新しい教育体系・実学への取り組みを実践していきます。

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