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2021.04.27

iPhoneで棚卸や検品作業を効率化、各種バーコードの読み込みに対応する製造・物流向けサービス

東計電算は2021年4月23日、物流向けクラウドサービス「PACSPLUS(パックスプラス)」の機能強化を発表しました。iPhoneのカメラを使ってバーコードを読めるようにし、棚卸や検品作業の効率化を支援します。2021年4月26日に販売を開始します。

 今回発表した「PACSPLUS」の機能強化は、AIやAR(拡張現実)を使ったバーコードスキャン技術に強みを持つ、スイスScandit社のモバイルコンピュータ「MatrixScan(複数一括認識)」システムを利用することで可能にしています。AIを用いることで異なる規格のバーコードを自動認識できるのが特徴です。

 また、ARを使うことで、熟練者でない作業者でも業務ナビゲーションに従うだけで誤梱包や誤出荷を防止できるようにしています。
図1:ソリューションの利用イメージ

図1:ソリューションの利用イメージ

 なお東計電算は、Scandit社と業務提携、および販売パートナーシップ契約を締結したことも発表しました。Scandit社が持つバーコードスキャン技術を、倉庫業務や物流業務などに活かしていく考えです。同技術は、次の特徴を備えます。

・AI搭載のスマートカメラにより、バーコード・QRコードを複数一括で高速にスキャン
・認識したバーコードに対して、ARを活用した情報表示とナビゲーション
・破損するなどして状態の悪いバーコードや、冷暗所などの見通しの悪い場所での読み取りにも対応
・iPhone、iPadのカメラで瞬時にスキャン可能
・JANコード、NW7、Code39、Code238、GS-1、QR、ITF、データマトリクスなど、各種バーコードに対応
図2:対応しているコード

図2:対応しているコード

 こうした技術を活用できる業務、領域は、主に次のケースを想定します。

・在庫・資産管理
・パレット管理(パレット、カゴ車、通い箱等の物流容器管理)
・デジタルピッキング業務
・誤出荷防止(出荷管理)
・配送状況確認
・受入、出荷検品
・仕分け検品
図3:ソリューションの対象業務

図3:ソリューションの対象業務

 同社では今後、物流現場の全体最適化を図る「Society 5.0」の実現を支援していく考えです。物流現場の運用自動化も目指します。

 一方、ハードウエアの性能が自動認識技術や画像処理技術の処理に対応できないものが多いことにも考慮。今後は、自動化を促進するロボットや、拡張現実を活性化させるスマートグラスの利活用を見据え、実用化できるように商品開発を強化していくことも予定します。
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