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クラスフォックス、Webシステムを短期間で開発するローコードツール「Davix」を提供開始

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企業のDX推進事業やシステム開発を手掛けるクラスフォックスは2021年8月30日、ローコード開発ツール「Davix(ダヴィックス)」の提供を開始したと発表しました。ローコード開発とは、プログラミングをできるだけせずにシステム開発を行う手法です。従来の、プログラミングによるシステム開発よりも低価格、短期間での開発が可能になります。DavixによるローコードでのWebシステム開発で、企業のさまざまな課題解決を目指し、DX推進を支援します。

 システム開発は、大きく以下の3つに分けられます。 ・ノーコード開発
・ローコード開発
・プロコード開発  「プロコード開発」は、1からプログラムコードを書いてシステムを開発する従来の方法です。クライアントの希望に合わせて、広範囲にわたる機能搭載が可能ですが、コストと時間がかかります。また「ノーコード開発」は、プログラム・コードを書くことなくシステム開発ができます。ただし機能制限があるため、目的を絞ったサービスの開発に用いられることが多いです。  それに対し「ローコード開発」は、可能な限りプログラミングをすることなく、システム開発を行う手法やその開発ツールのことです。従来のシステム開発よりも低価格、短期間での開発が可能で、同社によればIT業界では近年のトレンドとなっています。
図1:ローコード開発ツール「Davix」

図1:ローコード開発ツール「Davix」

 今回クラスフォックスが独自に開発した「Davix」は、Webシステムのローコード開発を可能にするツールです。クライアントの要望に応じて、Davixの仕様を熟知したエンジニアが迅速かつ柔軟に対応可能だとしています。
図2:「Davix」の特徴

図2:「Davix」の特徴

 Davixの主な機能として、以下が挙げられています。 ・API連携
・IoT連携
・決済機能(クレジットカード/ Paypay / LINE Pay)
・管理画面(複数レイアウトパターンをローコードで設定、レスポンシブ対応)
・領収書・請求書などのPDFを自動生成
・ファイルアップロード/ダウンロード
・CSVインポート/エクスポート
・QRコードの自動生成
・グラフ表示 など  Davixは「予算や納期が壁となってDXの導入・推進が思うように進まない」といった、企業のさまざまな課題解決のサポートを目指しています。各種の業種・業界の課題の例として、以下が挙げられています。 ・飲食店のモバイルオーダーシステムを作りたい
・施設内の混雑状況が可視化できるシステムを作りたい
・マッチングサイトを作りたい
・簡単に生産工程や在庫管理ができる生産管理システムがほしい
・低コスト、短期間でシステム開発をしてほしい
図3:「Davix」の導入事例

図3:「Davix」の導入事例

 同社によれば、ローコード開発ツールを自社開発している国内企業は、まだまだ少ないのが現状とのことです。同社は今後、開発だけでなく設計、テスト(検証)の自動化や、ノーコード機能の搭載といったアップデートを予定しています。それにより、さらなるコストカットを目指します。
図4:「Davix」今後の予定

図4:「Davix」今後の予定

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