データミックスは2022年9月16日、「データ分析実務スキル検定(CBAS)シチズン・データサイエンティスト級(Citizen級)」の運営を2022年12月に開始すると発表しました。CBASは、ビジネス実務での分析スキルを評価する検定試験です。今回のCBAS Citizen級では、Excelの活用など、ビジネスパーソンのデータ分析スキルを測定します。
「データ分析実務スキル検定」(CBAS)は、2020年に運営開始されました。運営元のデータミックスでは、DX、人工知能、機械学習など、データサイエンスに関わる教育や研修事業を展開しています。
同社によれば、DXの取り組みにおいて重要なのは、実際に業務を行うビジネスパーソンのデータリテラシーの向上だといいます。その理由として、以下を挙げています。
・データを顧客価値や事業成長につなげる上で欠かせないのは、自社の顧客や業務プロセスへの理解であり、それを最も理解しているのは社内にいる一人ひとりの人材に他ならないため
データ分析実務スキル検定「CBAS」は、そうした課題意識に基づき開発されました。「汎用的なデータサイエンス知識に加え、あらゆる業種・職種のビジネスパーソンが実務で応用できる実践的なスキルを可視化し評価するための検定」とのことです。
同検定試験の出題範囲は、以下のようなものです。
・プログラミングに関する知識
・統計学・機械学習に関する実践的な理解
・KPI(重要業績評価指標)や個人情報に関する理解 そして主に、データ活用研修の到達度の確認や、データサイエンティストの採用試験として活用されています。 CBASの運営開始から約3年、DXやデータ活用の機運のさらなる高まりにより、データ分析の専門家だけでなく、非専門家であってもデータの活用が求められるようになってきました。 そこで今回、ビジネスパーソンのデータ分析スキルを測定する検定試験として、「データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級」(CBAS Citizen級)の運営が2022年12月に開始されることになりました。 同検定の特徴として、以下のような項目が挙げられています。
・統計学・機械学習に関する実践的な理解
・KPI(重要業績評価指標)や個人情報に関する理解 そして主に、データ活用研修の到達度の確認や、データサイエンティストの採用試験として活用されています。 CBASの運営開始から約3年、DXやデータ活用の機運のさらなる高まりにより、データ分析の専門家だけでなく、非専門家であってもデータの活用が求められるようになってきました。 そこで今回、ビジネスパーソンのデータ分析スキルを測定する検定試験として、「データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級」(CBAS Citizen級)の運営が2022年12月に開始されることになりました。 同検定の特徴として、以下のような項目が挙げられています。
「データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級」(CBAS Citizen級) | ||
・分析思考とExcelによるデータハンドリング、データ可視化のスキルやテクニックを問う | ||
・検定試験では、実務で活躍する現役のデータサイエンティストが、実際のビジネスシーンで求められるデータ分析スキルを元に検定問題を構成 | ||
・データ活用を推進する企業で、データハンドリングから分析までをExcelを駆使して行うことができるかを証明する試験 | ||
・基本的なビジネス指標の関係を理解しているか
・基本的な可視化手法および集計値の意味を理解しているか
・Excelを使ったデータハンドリング・可視化をスムーズに実施できるか
|
それにより、同試験の合格者は、以下の知識・能力を有していることが証明されるといいます。
・自らデータ分析を行う上で必要となる分析思考
・Excelを使ったデータハンドリング・可視化をスムーズに実施できるスキル 同検定試験で示されている具体的な「スキルと知識」、および「想定対象者」は以下の通りです。
・Excelを使ったデータハンドリング・可視化をスムーズに実施できるスキル 同検定試験で示されている具体的な「スキルと知識」、および「想定対象者」は以下の通りです。
<スキルと知識> | ||
基本的なビジネス指標の関係を理解している | ||
基本的なデータ可視化手法を理解している | ||
基本的な集計値の意味を理解している | ||
データの前処理ができる | ||
データの抽出ができる | ||
データの要約ができる | ||
指標計算ができる | ||
データの可視化ができる | ||
パターンや関係性を探索できる | ||
要因分析、感度分析ができる | ||
仮説の検証ができる | ||
ナンバリング、カテゴライズができる | ||
<想定対象者> | ||
データ活用を推進する企業で、データハンドリングから分析までをExcelを駆使して行うビジネスパーソン |
また、受験要項は以下の通りです。
■データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級(CBAS Citizen級)の受験要項
|
||
本検定試験は、株式会社オデッセイコミュニケーションズの運営する全国の試験会場で受験可能です。 | ||
試験申込日時 | 2022年12月開始予定 | |
試験実施日時 | 2022年12月より会場ごとに設定された試験日にて実施 | |
問題数 | 20問(多肢選択式)※Excelを操作して解く実技試験 | |
試験時間 | 80分 | |
出題範囲 | 別途シラバス参照 | |
受験料 | 8,800円(税込み) |
トレノケート、人材育成を‟何から始めれば?”の悩みに応える研修コース一覧 –
人材育成のための研修事業などを手掛けるトレノケートは2022年9月12日、リスキリングやDX推進に向けた同社研修コースのうち、「はじめの一歩」として活用可能な一覧を発表しました。今回同社は、「学びたいけれど、何から始めたらよいのかわからない」といった企業の声に応え、祝休日の1日でも学べる講座などを紹介します。
NVIDIA、滋賀大学と協力しデータサイエンス教育キット日本語版を無償提供 –
NVIDIAは2022年9月8日、「DLIデータサイエンス教育キット」日本語版の提供を開始したことを発表しました。DLI(Deep Learning Institute)は、NVIDIAが提供するデジタルスキル育成プログラムです。同キットは教育用教材として、滋賀大学との連携により翻訳されました。教育機関に所属する教員は無償でダウンロードし活用できます。