資生堂は2022年2月24日、グループ会社の資生堂インタラクティブビューティー(SIB)が、デジタル・IT専門人材の育成研修プログラムを開始したことを発表しました。同プログラムは、コンサルティング事業などを展開するアクセンチュアのノウハウを活用したものです。SIBは、資生堂とアクセンチュアの合弁会社として、2021年7月に設立されました。資生堂グループ内で、デジタル・IT関連業務を提供しています。今回の人材育成プログラムは、デジタル・IT領域の専門人材の育成・強化を目的として設計されたもので、2022年2月下旬から開始します。
SIBの人材育成の考え方は、以下のようなものです。
・デジタル・IT領域において新たな価値提供とビジネス変革を牽引する専門家集団の育成を目指す
・アクセンチュアのデジタル変革および育成ノウハウを体系化
・国内外の各業界の顧客企業への支援実績を持つデジタル人材育成の方法論「4Dサイクル」を、人材育成の基本的な考え方とする
・アクセンチュアのデジタル変革および育成ノウハウを体系化
・国内外の各業界の顧客企業への支援実績を持つデジタル人材育成の方法論「4Dサイクル」を、人材育成の基本的な考え方とする
SIB人材育成の全体で考慮される「4Dサイクル」は、以下4つのDからなります。
●Define(人材定義)
自社が求めるデジタル人材を定義し、必要となる人材の質・量を明確化します。SIBでは、DX領域で18、IT領域で16の人材像を定義しています。 ・DX領域の例:データサイエンティスト、エクスペリエンス・デザイナー、IMCプランナーなど
・IT領域の例: ICTストラテジスト、ビジネスアナリスト、プロジェクトマネージャーなど ●Discover(選抜・評価・採用)
デジタル人材向けに定義されたスキルアセスメントを定期的に実施し、スキルアップ成果を評価に反映します。 ●Develop(人材育成)
ビジネス基礎・領域共通講座(100講座以上)、および専門スキル講座(40講座以上)を提供し、社員のスキルアップのための機会を提供します。 ●Deploy(適正配置・モニタリング)
スキル成長に応じた適正なキャリア・配置を行い、SIBのDX戦略と同調した配置を適正化します。 SIBの研修プログラムは、社員のスキルアップを目的として、以下のように段階的に組み立てられています。 ・専門的な育成プログラムに入る前の「基礎スキル研修」
・専門人材育成研修プログラムとしての「領域共通研修」および「専門スキル研修」 ファーストステップである「基礎スキル研修」は、SIB設立直後の2021年8月からスタートしました。自律的な変革の推進に必要な、考える、書く、調べる、進行するなどのビジネススキルと、プロフェッショナルとしてのマインドセットの講座を行い、全社員が2022年1月に終了したとのことです。 2022年2月下旬からは、今回のデジタル・IT専門人材育成研修プログラムとなり、「領域共通研修」と「専門スキル研修」を開始します。 「領域共通研修」はセカンドステップとして、領域における担当業務の質を高め、新たな価値を創出するためのスキルを身につける研修を行います。以下の講座を、2月下旬から4月末まで実施する予定で、全社員が取り組みます。 ・DX領域:データ分析概論やマーケティング概論
・IT領域:テクノロジー概論やITプロジェクトマネジメント など さらに、ファイナルステップとしての「専門スキル研修」では、専門人材としてのミッション遂行に必要な、個別かつ高度な専門スキル研修を、一部の社員を対象に提供します。 前記のようにSIBでは、自社が求める人材像をDX領域で18、IT領域で16定義しています。今回の対象は、以下のようになります。 ・DX領域:「データサイエンティスト」「データエンジニア」「デジタルデザイン・スペシャリスト」などを含む9人材
・IT領域:「ビジネスアナリスト」や「ICTストラテジスト」などを含む4人材 それぞれの専門分野でのプロフェッショナル人材を育成します。
自社が求めるデジタル人材を定義し、必要となる人材の質・量を明確化します。SIBでは、DX領域で18、IT領域で16の人材像を定義しています。 ・DX領域の例:データサイエンティスト、エクスペリエンス・デザイナー、IMCプランナーなど
・IT領域の例: ICTストラテジスト、ビジネスアナリスト、プロジェクトマネージャーなど ●Discover(選抜・評価・採用)
デジタル人材向けに定義されたスキルアセスメントを定期的に実施し、スキルアップ成果を評価に反映します。 ●Develop(人材育成)
ビジネス基礎・領域共通講座(100講座以上)、および専門スキル講座(40講座以上)を提供し、社員のスキルアップのための機会を提供します。 ●Deploy(適正配置・モニタリング)
スキル成長に応じた適正なキャリア・配置を行い、SIBのDX戦略と同調した配置を適正化します。 SIBの研修プログラムは、社員のスキルアップを目的として、以下のように段階的に組み立てられています。 ・専門的な育成プログラムに入る前の「基礎スキル研修」
・専門人材育成研修プログラムとしての「領域共通研修」および「専門スキル研修」 ファーストステップである「基礎スキル研修」は、SIB設立直後の2021年8月からスタートしました。自律的な変革の推進に必要な、考える、書く、調べる、進行するなどのビジネススキルと、プロフェッショナルとしてのマインドセットの講座を行い、全社員が2022年1月に終了したとのことです。 2022年2月下旬からは、今回のデジタル・IT専門人材育成研修プログラムとなり、「領域共通研修」と「専門スキル研修」を開始します。 「領域共通研修」はセカンドステップとして、領域における担当業務の質を高め、新たな価値を創出するためのスキルを身につける研修を行います。以下の講座を、2月下旬から4月末まで実施する予定で、全社員が取り組みます。 ・DX領域:データ分析概論やマーケティング概論
・IT領域:テクノロジー概論やITプロジェクトマネジメント など さらに、ファイナルステップとしての「専門スキル研修」では、専門人材としてのミッション遂行に必要な、個別かつ高度な専門スキル研修を、一部の社員を対象に提供します。 前記のようにSIBでは、自社が求める人材像をDX領域で18、IT領域で16定義しています。今回の対象は、以下のようになります。 ・DX領域:「データサイエンティスト」「データエンジニア」「デジタルデザイン・スペシャリスト」などを含む9人材
・IT領域:「ビジネスアナリスト」や「ICTストラテジスト」などを含む4人材 それぞれの専門分野でのプロフェッショナル人材を育成します。
SIBでは、高いスキルを持った専門人材が活躍できる人事制度を構築しています。今回の人材育成プログラムは、それに加えスキルアップへのモチベーションの向上と能力を発揮しやすい環境の構築につながります。それにより、専門人材のスキル・ケイパビリティの獲得と向上を促進していきます。