ENECHANGEは2023年4月7日、自然な文章を生成する「GPT-4」を全従業員に導入すると発表しました。自動化による業務効率改善を図ります。「ChatGPT Plus」の全従業員への導入、ならびにAIを活用したコーディング支援サービス「GitHub Copilot」をエンジニアに導入することも合わせて発表しました。
ENECHANGEは社内の有志により、「ChatGPT」と「GPT-4」のトライアルを実施。実験的に活用してきました。その結果、ソフトウエアの開発業務、テスト業務、データベース管理業務、マーケティング業務などで業務効率を改善できることを確認しました。
そこで今回、全従業員に「GPT-4」を導入することを決定しました。EV充電サービスにおける図面設計やカスタマーサポート業務などに活用します。「GPT-4」導入により、全業務範囲の最大50%程度を自動化し、業務効率を改善できると見込みます。さらに言語処理技術を活用することで、新たなUX(ユーザー体験)や既存サービスの付加価値の創出も見込みます。同社では最先端技術に触れる環境を従業員に提供することで、企業としての競争力も保てると判断。全従業員への導入を決めました。
まずは、全エンジニアを対象にコーディング作業を支援するサービス「GitHub Copilot」と、全従業員を対象に「ChatGPT Plus」を導入します。これにより全業務における30%の自動化を目指します。
「ChatGPT」や「GPT-4」を活用することで、AIに任せるべき業務はAIに任せるようにします。ハイスキルなエンジニアが本来すべき業務に集中できる環境づくりを進めます。人員不足下でも、生産性を維持・向上できるようにします。
ENECHANGEは今後も適切な情報・機密管理を実現するための規程の見直しを進めていく考えです。発展する技術へのキャッチアップと教育機会の提供も順次進めていきます。
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