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ロイヤルHDとオリィ研究所が業務提携、ロボット活用で外出困難な人の就労機会を創出

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ロイヤルホールディングスは2022年11月12日、オリィ研究所と業務提携したことを発表しました。難病や重度障がいなどで外出困難な人が働ける次世代型のカフェやレストランの開発、運営を進めます。オリィ研究所が期間限定で実施する店舗への協賛、運営協力も合わせて発表しました。

 両社の業務提携は、次世代型カフェ・レストランの開発、運営を目指すもの。障がいや難病、介護などの理由で外出が難しい人が分身ロボットを操作して働ける環境創出と社会参画の機会提供を図ります。
図1:両社は2022年9月1日付で業務提携契約を締結

図1:両社は2022年9月1日付で業務提携契約を締結

分身ロボットが接客する次世代型のカフェ・レストランの開発に取り組む
 ロイヤルホールディングスは、次世代型カフェ・レストランの開業や運営を実施、サポートする役割を担います。冷凍調理技術を用いた料理や、簡易な厨房で質の高い料理を提供するノウハウを活かします。商品開発や食材提供、厨房システム、教育訓練や品質保証体制などをサポートします。  オリィ研究所は、遠隔操作可能な分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の活用、および分身ロボットを使った就労支援サービスを提供します。  なおオリィ研究所は2021年6月、分身ロボットを活用したカフェ「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」を東京・日本橋に開業。難病や重度の障害で外出が困難な人が 分身ロボットを操作して接客する飲食店で、分身ロボットを介して注文を受けたり料理をサーブしたりします。  2022年11月から福岡でも期間限定でカフェ「分身ロボットカフェDAWN ver.β in Fukuoka」を開業します。ロイヤルホールディングスは福岡店内の一部店舗運営、冷凍調理技術を活かしたメニューを提供するなどの支援を実施します。  ロイヤルホールディングスは今後、オリィ研究所が全国各地に展開する「分身ロボットカフェ」の運営スキームの開発、運営サポートを図る考えです。分身ロボットが活躍する次世代型のカフェ・レストランを通じ、難病や重度障がいなどを抱える人の遠隔就労の可能性を模索していきます。
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