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約2割がAI人材になりたいも、スキルの学習経験は低調/AI inside

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AI insideは2022年8月2日、AI・デジタル人材に関する調査結果を発表しました。全国の20歳から59歳のビジネスパーソン1500人を対象に、AI・デジタル人材になりたいかなどの関心・意向を聞きました。

 AIスキル・経験の未習得者に、AIやデジタルツールを活用できる人材になりたいかを聞いた結果が図1です。
図1:AIスキル・経験の未習得者(非経験者)のうち、A...

図1:AIスキル・経験の未習得者(非経験者)のうち、AIやデジタルツールを活用できる人材として活躍する意向の有無

「意向がある」と答えた割合は23.6%で、約2割の人がAIやデジタルを活用できるスキルを身に付け、活躍したいと考えていることが分かります。一方で「意向なし」は半数近くの42.2%を占めました。  AI人材にはどんな課題解決スキルが求められると思うか。その結果が図2です。
図2:AI人材に必要だと思われる「課題解決」スキル

図2:AI人材に必要だと思われる「課題解決」スキル

 結果は、「業務プロセス改善経験」が33.5%でもっとも多く、「ビジネスにおける問題発見解決スキル・経験」(33.1%)、「統計知識に基づくデータ解析スキル・経験」(32.9%)と続きます。  一方、「ディープラーニングなどの機械学習スキル・経験」(26.6%)、「Pythonなどを用いたコーディングスキル・経験」(20.4%)と答えた割合は相対的に低く、AIエンジニアリングのスキルや経験は必ずしも必要ないと考える傾向が読み取れます。  AI人材に求められるスキルの学習経験があるかを聞いた結果が図3です。
図3:スキル習得の学習経験状況

図3:スキル習得の学習経験状況

 「学習経験あり」の場合、「業務プロセス改善経験」「ビジネスにおける問題発見解決スキル・経験」「統計知識に基づくデータ解析スキル・経験」「AI・機械学習の基礎知識」とも10%以下でした。  「学習を検討している」に限ると、4項目とも20%を超えています。特に「AI・機械学習の基礎知識」は23.5%でもっとも高くなっています。調査を実施したAI insideによると、AI人材が不足していると感じる企業・団体であっても、これらスキルの学習・経験の環境を整えて育成することで、従業員のITリテラシーの底上げや一定数のAI人材化を見込めると指摘します。
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