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木曽路がシステム連携ツールを導入、年間5000時間以上の工数を削減

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和食チェーンを展開する木曽路は、システム連携ツールを導入しました。複数の人事システムをノーコードで連携できるようにします。システムの導入を支援したアステリアが2023年10月4日、発表しました。

木曽路は、しゃぶしゃぶの「木曽路」などを展開する外食企業。1950年に創業以降、現在までに全国に約200店舗を展開します。経営や調理、接客の能力向上に向け、ITツールやシステムを積極的に採用する姿勢も示します。

そんな同社が労務管理システム「SmartHR」、シフト管理システム「TimeAsset」を相次ぎ導入。人事システムをクラウドに移行することで効率化を図ります。

さらにSmartHRやTimeAssetなどの複数の労務管理システムを連携。システム連携ツールを導入し、システム間のデータを容易にやり取りできるようにしました。

システム連携ツールとして採用したのは、アステリアの「ASTERIA Warp Core」。木曽路では、多様なツールとノーコードで連携できる点、人事システムの連携で豊富な実績を持つ点を評価。「ASTERIA Warp Core」を選定することにしました。

図1:各種システムとの連携イメージ(出典:アステリア)

「ASTERIA Warp Core」導入により、SmartHRで入力された労務管理情報は統合人事システムに自動的に連携します。人事情報が更新されたときなど、統合人事システムに入力し直すといった手間を解消します。木曽路では、新入社員1人の登録に2時間を費やしていた登録時間が30分に短縮したといいます。

さらに店舗ごとに運用していたTimeAssetとSmartHRも連携。店舗スタッフの打刻時間やシフト、休暇情報に基づき給与を自動計算できるようにしました。人事労務業務の大半を自動化したといいます。

さらに、人事システムを連携することで、各店舗の店長を含めた管理スタッフの業務負荷も軽減しました。

なお、システム構築に擁した期間は5カ月間。その間、木曽路の情報システム担当者は34個の連携基盤をノーコードで開発。その結果、全社総計で年間5000時間以上の工数を削減できたといいます。

木曽路は今後、グループで予定するシステム統合も「ASTERIA Warp Core」を使って連携基盤を構築する考えです。効果的な連携基盤を用意することで業務のさらなる効率化を進めます。

関連リンク
アステリア株式会社
株式会社木曽路
ASTERIA Warp



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