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NEC×東京メトロ、ディープラーニングで腐食をピクセル検出

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営業列車の映像を解析し、レールの腐食をピクセル単位で検出するシステムが千代田線で本格稼働。NECとNEC通信システムが東京メトロと共同開発したAIソリューションが、保守の常識を変えようとしています。

映像点検基盤とRAPIDで実現するピクセル検出

東京メトロ、NEC、NEC通信システムは共同で、営業列車に搭載したモニタリング装置の映像を用い、レールの腐食位置とサイズを自動検知するシステムを開発しました。基盤にはNEC通信システムの「映像点検監視基盤」を採用し、解析にはディープラーニングを組み込んだ「NEC Advanced Analytics – RAPID機械学習」の領域出機能を用いています。これにより腐食箇所をピクセル単位で抽出し、位置と面積を定量的に把握できる点が特徴です。2019〜2021年度に北千住〜町屋間での検証を経て、2023年度に共同開発、2024年度に精度向上の追加検証を行い、2025年4月から試験運用、同年8月に千代田線で本格導入へ移行しました。現在は共同特許を出願中で、まずは千代田線での運用を開始し、他路線への横展開を予定しています。

本システムは営業走行中に広範囲の映像を短時間で解析できるため、従来の目視点検に比べて検査頻度と効率が大幅に向上します。抽出結果をもとに腐食の進行度に応じた計画的保全が可能となり、人的負荷の軽減と安全性の向上が期待されます。一方で撮影装置のキャリブレーションやデータ品質管理、誤検出・見逃しの基準設定と運用ルール整備が重要になります。NECの「BluStellar」による価値創造モデルの下、得られたデータを保守計画に組み込み、将来的には架線や車両など保守対象の拡大を目指す方針です。

詳しくは「日本電気株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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