九州の新幹線ネットワークと国際航空ネットワークを活用した新たな国際宅配便サービスが始まります。2024年12月26日、UPSジャパンとJR九州は、鹿児島から世界200以上の国や地域へ最短翌日に荷物を届けるこの革新サービスを発表しました。
具体的には、JR九州の「はやっ！便」を利用してお客様から預けられた荷物が新幹線で博多駅に運ばれ、その後、北九州空港からUPSの定期貨物便で配送されます。特に米国やアジアの主要都市には最短翌営業日で、他の地域にも迅速に配達が可能です。また、トラックから鉄道へのモーダルシフトにより、二酸化炭素排出量の約90%削減が期待され、環境への配慮も強化されています。
UPSジャパンの加藤真社長は地域企業の国際展開を支援する意義を強調し、JR九州の古宮洋二社長も高品質な国際物流サービスへの必要性について言及しました。2025年1月14日からJR鹿児島中央駅でサービスが開始され、今後の展開が楽しみです。詳しくは「ユーピーエス・ジャパン株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部香田
