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中部発の若手データサイエンティスト排出へ、学生が中部電力のデータ分析に携われる機会創出

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好生館プロジェクトは2022年1月19日、同社などが実施するデータサイエンティスト排出プロジェクト1期生が、電力に関するデータ分析プロジェクトに参加することを発表しました。プロジェクトに参加する第1期生は学生2名。企業が保有するデータを実際に取り扱い、データ分析の視点からあらゆる事業活動の予測・学習・最適化に取り組みます。

 好生館プロジェクトは南山大学発の学生ベンチャー企業。2021年12月にはTSUNAGU Community Analytics(TCA)と共同で、「中部エリア発 若手データサイエンティスト輩出プロジェクト」を開始しました。中部エリア発の若手データサイエンス人材の育成と輩出を目指すもので、今回のデータ分析プロジェクトには、このプロジェクトに参加した学生2名が携わります。  具体的にはTSUNAGU Community Analyticsがインターンシップとして学生2名を受け入れます。中部電力グループが保有する大量のデータに関する分析プロジェクトに参画してもらい、過去の利用量やその他要因(時季など)を考慮し、今後の利用量がどの程度になるかを予測します。一層の電力供給の安定化に資することを目指します。  今回のデータ分析プロジェクトの目的や参加者は次の通りです。
目的
中部エリアの学生がデータサイエンスに触れる機会をつくることで、教育実践の機会を通じたキャリア支援キャリアルートづくりに取り組み、中部エリア発の若手データサイエンティストを輩出する 参加者(インターンシップ生)と、取り組み内容
齋藤 友貴哉さん(名古屋工業大学院1年生)
 電力取引に関するするプロジェクトに参画。データサイエンスを活用して電力取引を最適化することで、電力供給の安定化を図れるようにします。 加古 望未さん(南山大学経済学部1年生)
 電力やガスの利用量予測に関するプロジェクトに参画。過去の利用量などをもとに今後の利用量を予測し、電力供給の安定化を図れるようにします。  なお、好生館プロジェクトはこれまで、愛知・岐阜・三重を中心とした地域の企業と連携し、学生との協働を通じたイノベーション推進プロジェクトを展開してきました。しかし中部エリアでは、AIの専門知識を有する人材が関東・関西へ流出する動きがあります。中部エリアではデータサイエンス職が稀有で、データサイエンスに学生時代から触れる場もありません。中部エリアの若手データサイエンティストが生まれにくい・育ちにくい環境であることが課題でした。  そこで同社は今回、中部電力グループのIT系ベンチャーであるTCAと協働。中部エリアの若者がデータサイエンスに触れる機会を作り、中部エリア発の若手データサイエンティストを輩出する目的で、長期インターンシップを開始することにしました。

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