ギークリーは2022年2月21日、「いま注目している業界・クロステック」に関する調査結果を発表しました。同社の転職サービスを利用したエンジニアやクリエイター、ゲーム人材を対象に聞いた結果です。DXやクロステックへの関心などを聞いています。
まず、DXやクロステックへの関心について聞いた結果が図1です。
結果は「はい」が88.1%で、大半の人がDXやクロステックといった最新の動向に関心を寄せていることが分かります。ITによる実生活の利便性向上や、仕事の効率化に関心を持つ人は多いことが読み取れます。
では年収別ではどうか。その結果が図2です。
結果は、年収が高い人ほどDXやクロステックへの関心が高くなります。年収が550万円を超えると、9割を超える日とが関心を示していました。年収が高い人は、社会の動向や最新の技術情報に対して敏感であることが分かります。
では実際、DXやクロステックを推進する企業に転職したいと思うのか。その結果が図3です。
年収が高い人ほど転職意向も高くなることが分かりました。年収が高い人は情報感度が高いだけでなく、実際に働くことに対しても関心が高いことが推察されます。社会の動向から成長業界を見極めている、もしくは自身の能力をより社会貢献というかたちで広く還元していきたいと考える人が多いようです。
最後に、DXやクロステック(X-tech)に関わるにあたり、希望する業界はあるのか。その結果が図4です。
調査結果では、業界による明確な差は大きく現れませんでした。もっとも、年収が高い人に限ると、「金融(フィンテック)」や「建設・不動産(コンテック・不動産テック)」への関心が、他の年収帯と比べて高くなっている傾向がありました。