老舗旅行会社がChatGPTとstable diffusionを駆使してAIチャットボットを生み出しました。はたしてその実力はいかほどなのでしょう。実際に記者が試してみました。
ビッグホリデー株式会社は、株式会社miiboと提携し、AI社員「本郷一花」のチャットボット旅行相談サービスの実証実験を開始しました。 AI社員「本郷一花」は、過去の旅行記事35本とGPT4モデルによる学習に基づき、ユーザーとの対話を通じておすすめの旅行先を提案します
AIチャットボットの機能には、ChatGPTのカスタイマイズソリューションmiiboを使用。本郷一花のキャラクター画像は、画像生成AIのstable diffusionを使っています。この実証実験では、顧客サービス向上を目的に、課題点を抽出するとしています。今後はユーザーの趣向に合わせた旅行先の提案だけでなく、AI社員「本郷一花」の開発により革新的なカスタマーエクスペリエンスを目指すとのことです。
実際に記者がこのチャットボットを試してみたところ、おすすめのデートプランを優しく提案してくれました。
質問の仕方によっては、もっと具体的な情報も出てきそうです。 AIチャットボットを自社のサービスに合わせてカスタマイズし、キャラクターを設定した上でマーケティングやPRに生かしていくという流れは、今後も加速しそうです。